AGC Glass Germanyが産業用制御システム向けサイバーセキュリティサービス「Kaspersky Industrial CyberSecurity」を導入

2017年5月12日
ビジネスニュース

[本リリースは、2017年4月10日にKaspersky Labが発表したプレスリリースに基づいた抄訳です]

Kaspersky Labは、産業用制御システム向けサイバーセキュリティサービス「Kaspersky Industrial CyberSecurity(KICS:キックス)」が、大手自動車メーカー向けガラス製造業のAGC Glass Germany GmbHに採用されたことを発表します。これによりKICSは、AGC Glass Germany GmbHを一般的なサイバー攻撃から産業機器への高度な標的型攻撃まで、さまざまなサイバー脅威から保護することができ、また、同社の運用技術に固有の要件を満たすようにカスタマイズできます。

AGC Glass Germanyのように高度なオートメーション化で大量生産を行っている企業では、生産プロセスの安定稼働が極めて重要です。生産の遅れや、生産ラインが完全に停止するという深刻な事態が起きれば、製品のキャンセル料金が発生するだけでなく、多くのケースで高額な違約金を請求されることになります。AGCはそのような事態への対策として、Kaspersky LabのパートナーであるTomorrow LabsのIndustry 4.0プラットフォーム「Tomorrow Connect」を採用し、データの収集、処理、可視化に利用すると同時に、セキュリティ運用のためにKICSを導入し、AGC社の10の生産ラインすべてに展開しました。KICSは、サイバー脅威からの保護機能で第三者評価機関での受賞歴があり、PLC(programmable logic controller)の完全性チェックや産業プロセス内の異常の検知など、産業環境に独自の機能を提供しています。こうした機能はすべて、連続稼働という目標達成のためです。

AGC Glass Germany GmbHのプラントマネージャー、ジャン・ホーベン(Jan Houben)氏は次のように述べています。「セキュリティプロバイダーの選定には、膨大な数の要件を満たす必要がありました。第1の要件は、操業を続けながらでもソリューションを展開できることです。次に、当社の制御システムと、Tomorrow Connectの監視ソリューションの両方の互換性が必要でした。Kaspersky Labは、十分なレベルのカスタマーサポートを提供し、当社独自のインフラに合わせてソリューションをカスタマイズしてくれました。これらに加えて、最高レベルの保護を手に入れられるということが、Kaspersky Labのセキュリティ提案を採用する決め手となりました」

Kaspersky Labは既存の産業用ハードウェアや生産管理システムを統合するサービスを提供できるため、既に高い評価をいただいているKaspersky Labのインテリジェンスの魅力がさらに高まります。Kaspersky Labのソリューションによって、マルウェアからの保護、ホワイトリスト、脆弱性管理といった幅広い高度なセキュリティ技術が、デバイスアクセスコントロール、完全性チェック、プロセス制御のセマンティックの監視と組み合わされます。

Kaspersky Labのクリティカルインフラストラクチャ プロテクションビジネス部 部長アンドレイ・スヴォーロフ(Andrey Suvorov)は次のように述べています。「サイバー脅威に対する最大限の保護とクラス最高の信頼性を求めている欧州随一のメーカーであるAGC Glass Germanyに、最新の産業サイバーセキュリティソリューションであるKICSを提供できることを光栄に思います。産業環境におけるサイバーセキュリティの要件は厳格なものですが、AGC Glass Germanyの経営陣は、弊社の協議を主導し、導入プロセスを支援してくれました。弊社はTomorrow Labsと協力し、引き続きお客様の望むレベルの統合とデータの可視性を達成していきます」


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