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KasperskySecurity Center

Kaspersky Security Centerは、セキュリティ管理やITシステム管理の運用の効率化を実現します。このコンソールは、企業をセキュリティ要件の変化に応じてサポートができ、拡張性に優れています。Webベースのコンソールも利用可能な、単一の統合管理コンソールから、システムとセキュリティを包括的に管理でき、管理業務を分担して行うこともできます。

Kaspersky Security Centerは、以下の豊富な機能を備えています。

  • 強力な管理コンソールに、柔軟なWebベースのインターフェイスを組み合わせて、場所に関係なく任意の固定端末やモバイル端末を使用して管理作業を行うことができます。
  • 一元的な管理画面で、クラウド、物理マシン、仮想マシン、モバイル端末を含む企業環境全体のセキュリティの把握と管理を行うことができます。
  • すぐに使える統合ポリシーにより、実装とセキュリティ管理を簡易化します。

集中型、分散型または複合型のインフラストラクチャでも、管理対象のワークステーションが数百台あっても10万台あっても、Kaspersky Security Centerを利用すれば、カスペルスキーの包括的なセキュリティテクノロジーを簡単にインストールでき、構成や管理もスムーズに行えます。企業のセキュリティ要件の変化に伴い、新しいツールや機能を拡張・アクティベーションする際の労力を軽減します。

  • 全体を網羅したITセキュリティの自動化

    プラットフォーム、デバイス、ソフトウェア、アプリケーションが多様化すると、ITセキュリティマネージャーの業務が煩雑になり、環境が複雑になるとセキュリティは低下します。環境の詳細を把握していなければ安全性を維持することはできません。

    ハードウェアの状況把握やソフトウェアのインベントリ収集、脆弱性に対する迅速なパッチ適用には労力と時間がかかります。

    Kaspersky Security Centerがあれば、こうした課題を簡単に解決できます。物理、仮想、クラウドベースの各エンドポイント、モバイル端末、組み込みシステムのすべてが1つのコンソールから管理されるため、効率化を実現し、TCOを削減できます。

    • 資産管理、コスト削減

      Kaspersky Security Centerでは、ネットワーク上で動作しているハードウェアとソフトウェアを可視化できます。使用権限を一元的に監視・プロビジョニングし、ライセンスコストを節約します。また、デバイスの検出、ハードウェアの検出、およびソフトウェアインベントリレポートの自動化により、リソースを最適化できます。ソフトウェアライセンスとハードウェア資産を簡単に追跡し管理することも可能です。

    • 脆弱性の特定と管理

      Kaspersky Security Centerの脆弱性とパッチ管理機能は、アプリケーションやオペレーティングシステムの脆弱性を検知し、悪意あるプログラムがネットワークに侵入可能な入り口を特定し、マルウェアよるデータの破壊を防ぎます。

      自動化された脆弱性評価は、エクスプロイト攻撃に対するリアルタイムのクラウドベースインテリジェンスをもとに、システムやユーザーへの影響を最小限にとどめながら、最新の重要なパッチ適用をアシストします。脆弱性監視機能は、150種以上のソフトウェアアプリケーションをサポートしており、一般に利用されているビジネスアプリケーションに幅広く対応しています。脆弱性を検知すると、重要度の優先順位付けを行い、最も危険な脆弱性から順に対応します。

    • リスクを自動的に軽減

      物理マシン、仮想マシン、クラウドベースのマシンを問わず、パッチのダウンロード、配信、インストールを自動的に実行します。Microsoftアップデート向けに最適化されたアルゴリズムは、ネットワークトラフィックと必要なディスク容量を低減します。

      サードパーティアプリケーション用パッチの実行結果のレポートでパッチのインストール状況を監視できます。

    日々のIT業務を効率化

    Kaspersky Security Centerは、多様なネットワークに対応するために、日々のIT業務を効率化できるITシステム管理機能を提供します。

    拡張可能なアーキテクチャには、すべてのプラットフォームのセキュリティ製品を管理できるプラグインが含まれています。新しいバージョンやアップデートがリリースされている場合、パッチを適用したり、コンソールを再インストールすることなく、対応する拡張機能をKaspersky Security Centerにインストールできます。エンドポイントに対するソフトウェアの配信や配置は、Kaspersky Security Centerのクライアント管理ツールで容易に実行できます。ロールベースのアクセスや統合型ダッシュボードによって一元管理を強化し、担当業務に関連するツールやデータにしかアクセスできないようにすることも可能です。

    • 優れた拡張機能

      初期設定を変更せずに拡張が可能です。Kaspersky Security Centerを一度インストールするだけで、最大10万の物理、仮想、クラウドベースのエンドポイントを管理できます。1つのディストリビューションポイントで、最大10,000台のホストを管理できます。複数のサーバーのマスターとスレーブの階層を作成することもできます。この場合、マスターサーバーに適用されるロールと権限は、すべてのスレーブサーバーに継承され、マスターサーバーは各スレーブが管理するすべてのホストを完全に認識します。

    • データの保護

      一元管理された暗号化機能は、セキュリティ層を強化し、マルウェア攻撃やデバイスの紛失によるデータ損失を防ぎます。Kaspersky Security Centerでは、管理者が、FileVault 2.0 on Mac OS®、モバイル端末での暗号化、Kaspersky Encryption、Microsoft® Windows®のMicrosoft BitLocker®を一元的に有効または無効にできます。また、暗号化されたデバイスのステータスを監視したり、暗号化されたファイルへのアクセスのブロック状況をレポートしたり、暗号化鍵をバックアップし、忘れてしまったアクセス資格情報を復元したりすることもできます。

    • リモートサポートを最適化

      効率よくリモートでトラブルシューティングできるサポート機能により、問題解決までの時間を短縮し、業務効率が向上します。管理対象のクライアント/リモートコンピューターにRDP経由で接続して、ソフトウェアの障害診断やトラブルシューティングを行えます。

    • リモートオフィスへのシームレスな導入

      他の拠点にある新しいクライアントコンピューターをリモートで自動的にセットアップできます。業務終了後に新しいアプリケーションを任意の時間に自動インストールするスケジュールを設定することも可能です。システムイメージを1か所から作成、保存、配置できるため、Microsoft Windows 10への移行などに最適です。

    • クロスプラットフォームのモバイル管理

      Kaspersky Security Centerは、同一の管理コンソールから業務用に企業が所有するモバイル端末と従業員個人が所有するモバイル端末を効率的に管理できます。ユーザーは、外出先でも安全にモバイル端末を使用できます。

    • モバイルの安全性

      Kaspersky Security Centerによるモバイル端末の脅威からの保護を管理し、スマート保護レベル指標により完全に可視化します。ゲストデバイスも含め、ユーザーのデバイスに保管されている企業データと個人データを分離し、企業データに対してパスワードや暗号化の設定を強制させることで、デバイスの盗難や紛失があっても漏洩を防止します。

    • 従業員所有のデバイスのサポート

      BYODを導入している企業は、Kaspersky Security Centerでは、使いやすい管理ウィザードを使用して、ワイヤレス(OTA)のプロビジョニングテクノロジーと登録コンソール(Samsung KNOX)による保護を配置できます。

    • セルフサービスポータルで管理者の負担を軽減

      モバイルデバイスが紛失や盗難に遭った場合、ユーザー向けの管理ポータルで管理者またはユーザーがSIM監視、リモートロック、リモート消去、位置検索をただちに実行でき、企業データへの不正アクセスを防止できます。

    可視化とコントロール

    Kaspersky Security Centerの一元管理コンソールにより、物理、仮想、モバイルなどあらゆるデバイスの管理・保護を簡易化します。

    • オンプレミス管理向けに強化されたWebコンソール

      高度な階層型機能管理(Kaspersky Vulnerability and Patch Management、暗号化、リモートデスクトップ管理)がKaspersky Enterprise Security for Windows、Kaspersky Enterprise Security for Mac、およびKaspersky Security for Windows ServerのWebコンソールで使用できるようになりました。

    • システムの整合性を保護し、脅威に迅速に対応

      Kaspersky Security Centerは、WebサーバーやATMなど資産の重要コンポーネントに起きた変化を監視し、侵害に迅速に対応します。.イベントはシステム整合性監視コンポーネントから受信します。これにより、デバイスのファイルシステム(ファイルの整合性監視)だけでなく、レジストリハイブ、ファイアウォールのステータス、接続しているハードウェアのステータスも監視できるようになります。

    • デバイスのセキュリティを簡単に管理

      単一のコンソールから全プラットフォームのエンドポイントに対してセキュリティポリシーを配置、構成、管理できるため、効率的に管理業務が行え、システム全体の保護状態を詳細に把握できます。

    • パブリックネットワークからの攻撃阻止

      信頼されていない公衆Wi-Fiネットワークを利用すると、デバイスや企業ネットワークが危険にさらされます。信頼するネットワークの一覧を作成すると、外出先でWi-Fiを利用する際、信頼できるWi-Fiネットワークにのみアクセスでき、他のネットワーク利用を禁止でき、モビリティや生産性を低下させません。

    • 容易なファイアウォール管理

      LinuxやWindowsのオペレーティングシステムのファイアウォールを構成・管理できます。1つのコンソールからすべてのエンドポイントにネットワークポリシーを適用できます。

    • リスクを最小化し、ユーザーの作業効率を向上

      マルウェアの脅威対策として、ネットワークにアクセスできるデバイスやアプリケーション、実行方法を定義・コントロールできます。アクセス可能なデバイス、アプリケーション、サイトを管理し、コントロールします。

    • クラウド環境に実績のある保護を瞬時に統合

      管理コンソールとAmazon Web Servicesクラウド環境を高度に統合し、クラウドに配置されたKaspersky Endpoint Security for LinuxやKaspersky Security for Windows Serverの各インスタンスを完全に可視化し、コントロールできます。 他のパブリッククラウドも通常の方法でも使用できます。

    • アップデートとトラフィックの最適化

      新しいシグネチャアップデートメカニズムでは、Kaspersky Security Centerサーバーとエージェント間のアップデートトラフィックの量が最大20分の1まで軽減しています。

      リモートエンドポイントをディストリビューションポイントとして使用すると、さらにボリュームを最適化できます。また、リモート環境では、すべてのディストリビューションポイントがKaspersky Security Network Proxyとしても機能できます。

      このように通信チャネルの負荷を軽減することで、他のタスクで使用できる帯域幅が増加します。

    • 監査のベストプラクティス

      すべてのエンドポイントアプリケーションに適用した監査強化機能により、管理者は、変更の追跡と前のポリシーへのロールバックが可能です。1つの管理アプリケーションに対して2つのポリシーを比較できます。その後、一致するポリシー設定と一致しないポリシー設定を示したレポートが生成されます。これは特に、たとえば別々のオフィスの各管理者が1つの管理アプリケーションに対して複数のポリシーを作成している場合や、上位レベルの1つのポリシーがすべての現地オフィスに継承され、各オフィスで変更されている場合に役立ちます。

    ご購入方法

    Kaspersky Security Centerは以下の製品に含まれます。

以下の製品のライセンスでご利用できます。