経営陣

ユージン・カスペルスキー(Eugene Kaspersky)

ユージン・カスペルスキー(Eugene Kaspersky)

取締役会長兼最高経営責任者(CEO)

ユージン・カスペルスキーの数学への愛情が、「技術」に関わることとなる自身の未来を決定付けた。彼が高校生だった頃の趣味の一つは、数学関連の専門誌に掲載される問題を解くことである。高校時代の最後の数年間はモスクワ物理工科大学が主催する専門プログラムに通い、物理学と数学の課外授業を受講。卒業前の 2 年間は、国立モスクワ大学が才能ある学生向けに開催する特別プログラムに参加し、物理学、数学コースで学ぶ。

ロシア防衛省付属 Institute of Cryptography, Telecommunications and Computer Science で数学、暗号学、コンピュータテクノロジーを学ぶ。数理工学を専攻し、1987 年に卒業。

卒業後は、複合研究機関に勤務。1989 年 10 月に職場で利用していたコンピュータで Cascade ウイルスを検出したことをきっかけに、コンピュータウイルスの研究を始める。ウイルスを分析し、駆除用ユーティリティーを開発。これが彼の開発した最初のアンチウイルスユーティリティーとなる。悪意あるプログラムの収集を始め、集めたプログラムの駆除モジュールを作成した。この珍しいコレクションが、後日、Kaspersky Anti-Virus の定義データベースの基礎となった。今日、このデータベースには 400 万件以上のレコードが定義され、世界で最も完成度の高いアンチウイルスデータベースのひとつとなっている。

1991 年に入社した KAMI 情報技術センターで、同僚と共に AVP アンチウイルスプロジェクトを推進。これが Kaspersky Anti-Virus のプロトタイプとなる。最初は事実上無名であった AVP だが、1994 年にハンブルク大学のテストラボで行われたコンテストにおいて、当時最も人気の高かったアンチウイルスプログラムを上回るウイルス検知率を示して高評価を得たことをきっかけに、国際的に認知されるようになった。

1997 年、同僚とともに新会社 Kaspersky Lab を設立し、同社の共同創立者となる。

会社設立時以降、現在でもアンチウイルス研究所の代表を務めている。

2007 年、Kaspersky Lab の最高経営責任者(CEO)に就任。

ロシア国家勲章の受章者であり、また2010 年には、SC Magazine Europe 誌の「CEO・オブ・ザ・イヤー(CEO of the Year)」賞を受賞した。

ガーリー・コンダコーフ(Garry Kondakov)

ガーリー・コンダコーフ(Garry Kondakov)

最高営業・マーケティング責任者

2012年1月、Kaspersky Labの営業・マーケティングディレクターに就任。Kaspersky Labの全世界におけるマーケティング、ビジネス展開、販売および顧客サービスを統括する。

ロシア、CIS およびバルト諸国の経営責任者を務めた後、2008 年 1 月に東欧・中近東・アフリカ(EEMEA)地域経営責任者に就任。2011 年 3 月よりKaspersky Lab の新興市場担当ディレクターとしてラテンアメリカ・東欧・中近東・アフリカにおけるビジネスを監督し、現職に至る。

国立モスクワ大学で物理学の学位を取得し、同大学院計算数学・サイバネティックス学部を終了。ロンドンビジネススクール(LBS)にて MSc (Master of Science) を取得する。

アンドレイ・チーホノフ(Andrey Tikhonov)

アンドレイ・チーホノフ(Andrey Tikhonov)

最高執行責任者(COO)

2012年1月にKaspersky Lab の最高執行責任者(COO )に就任。Kaspersky Lab の全世界における経営管理機能を統括し、財務、人事、ITといった業務執行における責任を負う。

Kaspersky Labでは数々の上級管理職を経験しており、プロジェクトマネージャーとして数々の経験を重ねたのちに2002 年より Novell 開発部門のチーフを務める。その後 5 年間の技術ディレクターを経て2009 年 3 月、最高情報責任者(CIO)に就任。その後現職に至る。

1989年にロシア国防省付属の研究所で勤務を始めて以来、一貫してIT業界に携わってきた。

キエフ軍事アカデミーを優秀な成績で卒業後、ロシア連邦軍に所属。最終階級は中佐。

ニコライ・グレベンニコフ(Nikolay Grebennikov)

ニコライ・グレベンニコフ(Nikolay Grebennikov)

最高技術責任者(CTO)

2009 年初頭、最高技術責任者(CTO)に就任。2003 年 Kaspersky Lab に入社。システムアナリストとして Kaspersky Anti-Virus 5.0 for Workstation プロジェクトチームに参加すると、半年後には Kaspersky Anti-Virus 6.0 チームの責任者としてプロジェクトを推進。その後、イノベーション技術部門長代理としてすべてのリサーチ案件、特にプロアクティブディフェンス、ヒューリスティック解析、情報漏えい・キーロガー・ルートキットからの保護の分野に携わる。2008 年、R & D 部門担当ディレクターに就任し、その後現職に至る。

Kaspersky Lab 入社前は、モスクワの IT 企業でデバイスドライバやデータベース、ソフトウェアの開発などに携わり、プロジェクトマネージャーとしても活躍していた。

国立バウマン工科大学でコンピュータサイエンスの博士号を取得。卒業論文は情報セキュリティをテーマにする。

ピョートル・メルクーロフ(Petr Merkulov)

ピョートル・メルクーロフ(Petr Merkulov)

最高製品責任者(CPO)

2011 年 3 月、Kaspersky Lab の最高製品責任者(CPO)に就任。製品 & サービス部門を率いて Kaspersky Lab のグローバルな製品戦略の実行および製品開発を統括する。

2004 年 テクニカルセールスマネージャーとして Kaspersky Lab に入社。2008 年、ISV & IHV アライアンス担当ディレクターを務めたのち、2009 年始めにテクノロジーアライアンス担当ディレクターに就任。Kaspersky Lab の独立系ソフトウェア/ハードウェアベンダー向け業務を統括する。

Kaspersky Lab 入社前は、ロシア外務省に勤務したのち、大手企業数社で PR を担当する。2001 年モスクワ国際関係大学を卒業。専門はパブリックリレーションズ。

ステファン・オレンベルグ(Stephen Orenberg)

ステファン・オレンベルグ(Stephen Orenberg)

北米地域責任者兼戦略アドバイザー

2012年1月に北米地域責任者兼戦略アドバイザーに就任。2005 年から地域経営責任者として北米地域における営業、マーケティング、ビジネス展開、顧客サービスを統括する。

2007年よりKaspersky Lab取締役会のメンバー。セールス・ビジネス開発部門を率いてグローバルな販売プラットフォームの構築および管理を統括するほか、南米におけるビジネス拡大および業務執行における責任を負う。

IT 企業で通算 20 年以上の管理職経験を持ち、ソフトウェア業界に精通する。Kaspersky Lab 入社前は、セキュリティソフトベンダーである Sophos のほか、Netguard、Dr. Solomon's Software 各社にて社長を務める。Dr. Solomon's Software では、会社設立から米国セキュリティマーケットにおけるリーディングカンパニーの地位を獲得するまでの会社の発展に貢献した。

エマーソン・カレッジを卒業、通信技術専攻。

デビッド・エッガース(David Eggers)

デビッド・エッガース(David Eggers)

最高財務責任者(CFO)

2008 年にKaspersky Lab に入社し、最高財務責任者(CFO)に就任。財務計画、予算管理、経理、会計報告、取引業務、出納業務のコーディネートを行い、財務部門を管轄。

Kaspersky Lab 入社前は、1996 年から 2006 年まで Ford Motor Company に勤務。フィナンシャルアナリストを経てアジア太平洋・アフリカ担当財務副ディレクターを歴任。ロシアの大手自動車メーカーである GAZ グループで CFO を務めた後、Kaspersky Lab に入社。

イリノイ大学を卒業。財務・マーケティングの MBA を保持する。

タチヤナ・ソロヴィヨヴァ(Tatyana Solovyeva)

タチヤナ・ソロヴィヨヴァ(Tatyana Solovyeva)

人事担当ディレクター

2008 年 1 月に人事担当ディレクターに就任。優れた人材の開拓と育成、イノベーションおよび実績重視の企業文化構築を統括する。

人材派遣会社 TRIZA Exclusive を経て PepsiCo Holdings および ING Bank で人事を担当した後、UniCredit 銀行の人事部長代理を務めるなど、人事における豊富な経験を持つ。

ロシア化学技術大学を卒業、専門はバイオテクノロジー。2005年には Higher School of Economics(モスクワ)で MBA(経営戦略)を取得する。

ハリー・チェン(Harry Cheung)

ハリー・チェン(Harry Cheung)

Kaspersky Lab アジア・太平洋地域経営責任者

2008 年 1 月にKaspersky Lab アジア・太平洋地域の経営責任者に就任。同地域の長期成長と収益性向上という目標達成に向けて卓越したリーダーシップを発揮している。2004 年より Kaspersky Lab China の経営責任者を務めた後、現職に至る。

Kaspersky Lab 入社前は、トレンドマイクロの中国総代理店である Beijing Glorysun Technology Co. の経営責任者、ならびに中国における情報セキュリティの大手プロバイダ Information Security One(China)の社長を歴任。

川合 林太郎(Rintaro Kawai)

川合 林太郎(Rintaro Kawai)

株式会社カスペルスキー 経営責任者

モスクワ大学言語学部スラブ言語学科博士課程修了後、総合商社の現地法人に就職。IT事業部長を経て2005年、カスペルスキー日本法人に入社。営業部長を経て2006 年 1 月経営責任者に就任され、現在に至る。

日本市場でのビジネスの発展、販売チャネルの拡大、顧客満足度ナンバーワンを目標にした製品マーケティングおよび販売活動を統括する。