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[本リリースは、2020年3月11日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]

Kasperskyは、Clarivate Analytics社が選定する世界で最も革新的な企業・研究機関100社「Derwent Top 100グローバル・イノベーター2020」のソフトウェア分野に2年連続で選出されました。Clarivate Analytics社は、同社が保有する特許データベースを基に、広い市場範囲や将来の発明に対しても高い影響力を持ち、商品化の可能性も十分とされる、価値ある特許の発明に成功している企業を選出しています。

Kasperskyは、当社のミッションである「Building a safer world」に基づいてITセキュリティ技術の開発を継続し、特許を出願することでサイバーセキュリティ業界に大きく貢献しています。また、長年にわたり市場で独自性のある最先端技術に取り組み、セキュリティ関連のソリューションやサービスから成る高度で包括的なポートフォリオを提供する技術的リーダーとなりました。そのソリューションやサービスは、個人ユーザーから、大企業、政府、産業、インフラまでを保護しています。

Kasperskyは2019年時点で、ロシア、米国、欧州、中国、日本において約900の特許を取得しています。近年の発明の中で特に顕著なものとしては、エンドポイントでの検知と対応(EDR)およびセキュリティ情報/イベント管理(SIEM)システムの分野における開発、機械学習技術の利用、そしてサンドボックス技術(仮想マシン内で悪意のあるファイルを分析するシステムおよびその手法に関する特許)です。ほかにも多数の特許取得済みの技術がカスペルスキー製品には実装されています。代表的な製品として、Kaspersky Anti Targeted Attack(KATA)、Kaspersky Endpoint Detection and Response(KEDR)、Kaspersky Industrial Cybersecurity for Nodes(KICS for Nodes)などが挙げられます。

今回で9年目を迎えたDerwent Top 100 グローバル・イノベーターは、付加価値特許データベース「Derwent World Patents Index(DWPI) 」と主要特許発行機関の特許引用情報「Derwent Patent Citations Index(DPCI) 」の高度で信頼できる特許データを利用し、次の4つの指標に基づいて分析しています。

1.特許数:過去5年間に少なくとも100件の発明特許を取得している(かつ、出願は500件以上)の企業を抽出します。
2.影響力:ほかの企業による外部引用の多さによる影響の水準。過去5年間についてDPCIを通じて測定されます。自社による引用は除きます。
3.成功率:特許取得成功率の高さ。
4.グローバル性:特許出願者による当該発明への投資の水準。米国、欧州、中国、日本の4つの主要な市場の特許庁すべてに対する特許保護申請のプロセスを通じて評価されます。

受賞に関するコメントは次の通りです。

Kaspersky CEO ユージン・カスペルスキー(Eugene Kaspersky)「IT業界のトップ企業とともに、2年連続で選出されたことを大変光栄に思います。そして、当社のリサーチャーたちが絶えずイノベーションに取り組み、法務チームが当社の技術を保護し、複数地域での特許権の取得に尽力してきたことに感謝します。Kasperskyは今後もイノベーションを先導し続け、未来に向けてより高い水準の業界標準を構築していきます」

Clarivate Analytics IPグループ担当プレジデント ジェフ・ロイ(Jeff Roy)氏「世界中で絶え間なくアイデアが考案されており、その結果トップを維持し続けることがますます難しくなっています。新しいアイデアを生み出す文化を構築し、創意工夫によって新しい価値を常に創造し、研究と知的財産の確立の面で優れた実績を示した『Top 100 グローバル・イノベーター』の皆さまに心よりお祝い申し上げます」

「Derwent Top 100 グローバル・イノベーター 2020」レポートおよびTop 100に選出されたすべての企業についてはこちらをご覧ください。(英語)

Kaspersky、「Derwent Top 100 グローバル・イノベーター 2020」を受賞 ~世界で最も革新的な企業・研究機関100社に選出~

Kasperskyは、Clarivate Analytics社が選定する「Derwent Top 100 グローバル・イノベーター 2020」のソフトウェア分野において、2年連続で選出されました。Clarivate Analytics社は、同社が保有する特許データベースを基に、広い市場範囲や将来の発明に対しても高い影響力を持ち、商品化の可能性も十分とされる、価値ある特許の発明に成功している企業を選出しています。
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