情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎)は、仮想化環境向けITセキュリティ製品の最新バージョン、「Kaspersky Security for Virtualization 3.0 Agentless」の英語版を本日より提供開始します。データセンターやクラウドサービスベンダーなど仮想化環境を利用している法人を対象とし、パートナー企業経由で販売します。販売価格は最小構成の 1 CPUあたり160,000円(税別)です。
Kaspersky Security for Virtualization Agentlessは、仮想化環境の仕組みや運用に合わせて開発された法人向けのセキュリティ製品です。従来のウイルス対策製品を各仮想マシンに導入した場合はアップデートストーム / スキャンストーム※1 が発生しやすくなり、パフォーマンスに大きな影響が出ることがありました。Kaspersky Security for Virtualization Agentlessは、仮想化マシンを効率よく保護する機能により、システム負荷を軽減して仮想マシンの集約率向上を可能にします。
今回の新バージョンKaspersky Security for Virtualization 3.0 Agentlessでは、Web上の脅威から仮想マシンを保護する機能を強化拡大しています。また、VMware ESXi 5.5 に対応し、保護対象のゲストOSもWindows 8.1やWindows Server 2012 R2などのサポートを追加しました。
✓ Windows 8 (32/64ビット)
✓ Windows 8.1 (32/64ビット) ※vSphere 5.5 - ESXi ビルド18927949が必要
✓ Windows Server 2003 R2 (32/64ビット)
✓ Windows Server 2012 (64ビット) ※ReFS (Resilient File System)は非サポート
✓ Windows Server 2012 R2 (64ビット) ※vSphere 5.5 - ESXi ビルド18927949が必要
※1 アップデートストーム / スキャンストーム:複数の仮想マシン上で同時にスキャンやウイルス情報のアップデートが発生すること。その結果、システム負荷が高まり、パフォーマンスに大きな影響をおよぼすことがあります。
※2 Kaspersky Security Center:マルチプラットフォーム(PC、サーバー、モバイル、および仮想化環境)のセキュリティを一元管理するためのツール。
製品の詳細情報 http://www.kaspersky.co.jp/business-security/virtualization/agentless
製品のサポート情報 http://support.kaspersky.co.jp/ksv3nola