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- Web上の脅威からの保護機能を強化し、セキュリティリスクを低減-

情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎)は、仮想化環境向けITセキュリティ製品の最新バージョン、「Kaspersky Security for Virtualization 3.0 Agentless」の英語版を本日より提供開始します。データセンターやクラウドサービスベンダーなど仮想化環境を利用している法人を対象とし、パートナー企業経由で販売します。販売価格は最小構成の 1 CPUあたり160,000円(税別)です。

Kaspersky Security for Virtualization Agentlessは、仮想化環境の仕組みや運用に合わせて開発された法人向けのセキュリティ製品です。従来のウイルス対策製品を各仮想マシンに導入した場合はアップデートストーム / スキャンストーム※1 が発生しやすくなり、パフォーマンスに大きな影響が出ることがありました。Kaspersky Security for Virtualization Agentlessは、仮想化マシンを効率よく保護する機能により、システム負荷を軽減して仮想マシンの集約率向上を可能にします。

今回の新バージョンKaspersky Security for Virtualization 3.0 Agentlessでは、Web上の脅威から仮想マシンを保護する機能を強化拡大しています。また、VMware ESXi 5.5 に対応し、保護対象のゲストOSもWindows 8.1やWindows Server 2012 R2などのサポートを追加しました。

■ Kaspersky Security for Virtualization Agentlessの主な特長

  • 各仮想マシンにエンドポイント保護プログラムをインストールしないエージェントレス方式を採用し、仮想アプライアンスが各仮想マシンのアンチウイルス処理やネットワーク攻撃防御を行います。
  • ウイルス定義情報の更新は仮想アプライアンスのみが実施し、各仮想マシンで行う必要がありません。
  • 仮想マシン上の同一ファイルをスキャンしない共有キャッシュの機能により、同じファイルが別の仮想マシンで開かれた場合はスキャンをスキップします。
  • 管理ツールの Kaspersky Security Center※2 では、物理環境(PC、サーバー、モバイル)に加えてKaspersky Security for Virtualization Agentlessの保護対象の仮想化環境も含め、単一のコンソールで一元管理することができるため、セキュリティ管理業務の効率化が可能です。

■ 3.0の主な拡張機能

  • これまでのWebからのファイルダウンロード時におけるスキャンチェック機能に加え、保護対象のゲストOS上で悪意のあるURLを検知した場合、そのWebページへのアクセスをブロックできるようになりました。
  • 保護対象のゲストOSからアクセス可能な、リムーバブルディスク上のファイルスキャン機能を追加しました(フルスキャン、カスタムスキャン)
  • VMware vSphere 5.5 をサポートしました。
  • ファイルシステム保護の対象として、以下のゲストOSをサポートしました。

    ✓ Windows 8 (32/64ビット)
    ✓ Windows 8.1 (32/64ビット) ※vSphere 5.5 - ESXi ビルド18927949が必要
    ✓ Windows Server 2003 R2 (32/64ビット)
    ✓ Windows Server 2012 (64ビット) ※ReFS (Resilient File System)は非サポート
    ✓ Windows Server 2012 R2 (64ビット) ※vSphere 5.5 - ESXi ビルド18927949が必要

※1 アップデートストーム / スキャンストーム:複数の仮想マシン上で同時にスキャンやウイルス情報のアップデートが発生すること。その結果、システム負荷が高まり、パフォーマンスに大きな影響をおよぼすことがあります。
※2 Kaspersky Security Center:マルチプラットフォーム(PC、サーバー、モバイル、および仮想化環境)のセキュリティを一元管理するためのツール。

■ 参考情報

製品の詳細情報  http://www.kaspersky.co.jp/business-security/virtualization/agentless
製品のサポート情報 http://support.kaspersky.co.jp/ksv3nola


仮想化環境向けセキュリティ製品の新バージョン、「Kaspersky Security for Virtualization 3.0 Agentless」販売開始

Web 上の脅威からの保護機能をさらに強化し、VMware ESXi 5.5 への対応および保護対象のゲスト OS に Windows 8.1 や Windows Server 2012 R2 を追加しました。
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