情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎)は、法人向けエンドポイントセキュリティの統合プラットフォーム「Kaspersky Endpoint Security for Business」の最上位製品、「Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced」を本日より販売開始します。法人を対象とし、パートナー企業経由で販売します。価格は最小構成の10クライアントで279,000円(税別)からです。
「Kaspersky Endpoint Security for Business」は、PC、モバイルおよびサーバーのエンドポイントセキュリティと統合管理機能を備えたプラットフォームです。セキュリティ対策のレベルに応じて「Core」と「Select」、および今回販売を開始する「Advanced」の3つのプラットフォームを提供し、企業のITセキュリティの課題とニーズに合わせた段階的なセキュリティレベルの強化を実現します。
「Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced」は、エンドポイント上のマルウェア対策、アプリケーションコントロール機能や接続デバイスの管理に加え、サーバーならびにモバイルのセキュリティ機能を有します。また、Windowsやアプリケーションの脆弱性情報を収集し、パッチを自動または手動で配信する脆弱性管理機能や、ディスク、ファイル、リムーバブルメディア単位でのデータ暗号化とその管理機能も搭載しています。※1 暗号化機能では、アプリケーションの実行ファイルを指定することで、作成されるファイルを自動で暗号化します。例えばマイナンバーを取り扱うアプリケーションの出力データを暗号化し、情報漏洩などの被害をプロアクティブに防止することができます。
さらに、IT資産管理、ソフトウェアのリモート・インストール/アンインストールなどのシステム管理機能により、セキュリティレベルの強化および効率化が可能となるため、管理者の負担を大幅に軽減することができます。
機能 | 詳細 |
脆弱性管理 |
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IT資産管理 |
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ソフトウェアのリモート・インストール |
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OSイメージの作成/配信 |
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SIEM製品連携 |
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リモートデスクトップ共有 |
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役割に応じて管理機能の権限を制限 |
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機能 | 詳細 |
ディスク暗号化 |
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ファイル暗号化 |
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リムーバブルドライブのデータ暗号化 |
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ライセンスの入れ替え、モジュールの追加でアップグレードができます。
Core | Select | Advanced | |
マルウェア対策 | ○ | ○ | ○ |
ファイアウォール | ○ | ○ | ○ |
アプリケーションコントロール | ○ | ○ | |
デバイスコントロール | ○ | ○ | |
Webコントロール | ○ | ○ | |
サーバーセキュリティ | ○ | ○ | |
モバイルセキュリティ、デバイス管理 | ○ | ○ | |
データ暗号化 | ○ | ||
脆弱性管理 | ○※2 | ○※2 | ○ |
IT資産管理 | ○※3 | ○※3 | ○ |
ソフトウェア配信 | ○ | ○ | ○※4 |
OSイメージ作成/配信 | ○ | ||
リモートデスクトップ共有 | ○ | ||
SIEM製品連携 | ○ |
※2 パッチ管理機能は含みません
※3 ハードウェアインベントリ、ライセンス管理は含みません
※4 リストからアプリケーションを選択し、インストールパッケージの自動作成が可能です
※1 Windows PC向け機能
http://www.kaspersky.co.jp/business-security/endpoint-advanced
http://www.kaspersky.co.jp/partners/partners_jpn