クライムウェア



トロイの木馬、キーロガー、スパイウェア…「クライムウェア」は我々の安全を脅かす新しいタイプの脅威だ。今世紀、犯罪と闘う者にとって新たな課題でもある。注意が必要だ。



クライムウェアとは?

クライムウェアとは、コンピュータにひそかにインストールされる悪意あるプログラムを指す。その大半はトロイの木馬だ。トロイの木馬には数多くの種類があり、用途もさまざまだ。たとえば、キー入力の履歴を記録するもの (キーロガー)、銀行サイトの利用時にスクリーンショットを撮るもの、他の悪性コードをダウンロードしてくるもの、ハッカーからシステムへのリモートアクセスを可能にさせるものなどがある。これらのプログラムに共通なのは、あなたの機密データ (パスワードや暗証番号など) を「盗み」、その情報を犯罪者に送信するという機能だ。サイバー犯罪者たちは、手に入れた機密データを悪用してあなたの金銭を盗み出す。


クライムウェアからコンピュータを守るには?

今日のサイバー脅威からコンピュータを保護するには、いくつか手順がある。次に挙げる基本的なガイドラインを守れば、サイバー攻撃によるリスクを最小限に抑えることができる。

インターネットセキュリティのソフトウェアをインストールしてコンピュータを保護する。
OS とアプリケーションのセキュリティパッチを適用する。Microsoft® Windows® を使用している場合には、自動更新を有効にする。Microsoft® Office も同様に更新を適用する。
添付ファイル (Word 文書、Excel シート、EXE ファイルなど) が付いたメールを受信したら、送信者を知っていて、かつファイルに心当たりがある場合以外は開かない。未承諾 (スパム) メールの添付ファイルは絶対に開かない。メールやインスタントメッセンジャーの本文中の URL へのリンクも同様に開かないようにする。
セキュリティソフトウェアの更新を定期的に行う (最低でも 1 日に 1 回)。
他のアプリケーションも最新の状態を保つ。
コンピュータの管理者アカウントは、ソフトウェアのインストールやシステムの変更の必要がある場合に限って使用すること。日常の利用にはアクセス権の限られた別のアカウントを使用する ([コントロール パネル] の [ユーザーアカウント] で作成できる)。これで、マルウェアがシステムの重要なデータにアクセスするのを避けることができる。
大切なデータは定期的に CD、DVD、外付け HDD、USB メモリなどに保存する。コンピュータ上のデータがマルウェアによって損傷を受けたり、難読化されたりした場合にも、バックアップからデータを復旧できる。


悪性コードやハッカーの攻撃から PC を保護するには:

セキュリティソフトウェアをインストールする
セキュリティパッチを適用する
未承諾メールやインターネットメッセンジャーのメッセージに注意する
管理者権限でのログインの扱いに気をつける
データのバックアップを行う