認定
安全でセキュアな環境を構築するには、連携が不可欠です。そのため、カスペルスキーは産業用オートメーションベンダーとの連携を重ね、認定および相互運用性のテストを実施し、共同リファレンスモデルを用意し、様々な製品やソリューションを統合しています。カスペルスキーは、耐障害性があり保護された産業用システムの構築を支援するために、十分にテストされた成熟したツールを提供しています。
54 のベンダーの 137 の認定済みシステム
10 の国内・国際認定

近年、産業用オートメーションおよび制御システム(IACS)や監視制御とデータ取得システム(SCADA)などの産業用システム上で悪意のあるサイバー攻撃が非常に増え、重要なインフラストラクチャ事業者に被害が出ています。例えば、Industroyer 攻撃や BlackEnergy 攻撃により、非常に重要なインフラストラクチャを狙った標的型攻撃が行われるリスクが非常に高いことが明らかになりました。同時に、Colonial Pipeline や Norsk Hydro などのインシデントにより、業界組織に悪意のある侵入がなされてしまう可能性があることが露呈しました。
Kaspersky Industrial CyberSecurity(KICS)は、ネイティブ統合された製品と包括的なサービスを提供するプラットフォームです。このプラットフォームは、システムの可用性や技術プロセスの一貫性に影響を与えることなく、企業の運用技術(OT)層を保護するよう設計されています。本製品が保護するレイヤーや要素には、DCS、SCADA、HMI、PLC などのコントローラー、IED、ロボットによる自動化、OT ネットワーク装置、ゲートウェイ、オペレーター、エンジニアリングワークステーションが含まれます。OT、ICS、IoT のサイバーセキュリティに対するカスペルスキーのアプローチの革新性と完全性は、セキュリティ運用レベルでの IT と OT の集約、およびカスペルスキーの製品群に含まれる企業向けソリューションと業界別ソリューションのシームレスな統合を中心にしています。