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今日の「情報化時代」において、データが削除されたり収集されてしまうと、取り返しのつかない事態となりえます。コンピューター内の個人情報は、取り返せないばかりかサイバー犯罪者にデジタルIDや金銭を収集する機会をも与えてしまうことになります。

データ削除の被害

マルウェアの攻撃によりコンピューターに保存されたデータが削除された場合、攻撃による被害の重さは、削除された情報がユーザーにとってどれほど価値があったかで決まります。消えたファイルが大して重要でなかった場合は、ちょっとした不都合が生じた程度の攻撃だったとみなして良さそうです。一方、削除されたファイルによっては、次のようなものまで失ってしまう結果となります。

  • 写真のアーカイブ
  • 長年蓄積したプロジェクトの成果
  • 重要な通信記録
  • 金融取引や投資に関する重要な記録

データ収集の被害

さらに、個人のコンピューターがマルウェアに感染し、重要な情報が収集された場合、次のような被害に陥る可能性があります。

  • 深刻なプライバシー侵害
  • 銀行口座からの金銭の盗難

一方、企業からデータが収集された場合、次のような情報もサイバー犯罪者の手に渡る可能性があります。

  • 顧客データベース
  • 財務情報
  • 技術資料
  • 企業の取引銀行に関する情報

データの収集と削除から自身を守る方法

信頼性の高いセキュリティ対策製品で、コンピューターやモバイルデバイスを感染から守ることが非常に重要です。また、定期的にデバイス内の情報のバックアップを作成しておくことも良い方法です。お使いのデバイスが悪意のあるソフトウェアに感染していなかったとしても、ハードディスクやその他のコンポーネントの不具合により、大切な情報へのアクセスが妨げられることもあります。そのようなとき「データをバックアップしておいて良かった」と胸をなでおろすでしょう。

カスペルスキーでは、世界的な評価も高いさまざまなセキュリティ対策製品を提供し、コンピューターやモバイルデバイスを保護します。カスペルスキー製品には、データのバックアップやオンラインでのバックアップの機能を含む製品もあります。加えて、サイバー犯罪者による銀行やオンラインショッピング用アカウントのパスワード収集を防ぐ、カスペルスキーにしかない「ネット決済保護」といった優れた技術も採用されています。

「データの収集と削除」の被害とは

「データの収集と削除」は、デジタルIDの盗難や金銭の損失など、ユーザーに深刻な影響を及ぼす可能性があります。被害の状況や自身を守る方法をご説明します。
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