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情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤岡健、以下カスペルスキー)は、株式会社タツノ(本社:東京都港区、代表取締役社長:龍野廣道、以下タツノ)が、同社の製造・販売するガソリン計量機に内蔵された決済端末のセキュリティ対策として「Kaspersky Embedded Systems Security」を採用したことを発表します。

法人向けエンドポイント保護製品の「Kaspersky Embedded Systems Security」は、メモリやディスクの容量が少ないエントリーレベルのハードウェアや、Microsoftのサポートが終了したWindows XPでも稼働する、Windowsベースの組み込みシステム向け保護製品です。タツノでは、同社が製造・販売するガソリン計量機に内蔵する決済端末においてクレジットカードを取り扱うことから、「安全なネットワークとシステムの構築・維持」「カード会員データの保護」「脆弱性(ぜいじゃくせい)を管理するプログラムの整備」「強固なアクセス管理手法の導入」「定期的なネットワークの監査およびテスト」「情報セキュリティポリシーの整備」など堅固なセキュリティの確保が必要となりました。

カスペルスキー製品の採用について、タツノ 研究開発部 次長 北見圭司氏は次のように述べています。「ディスク容量が厳しい、Windows XPを採用しているガソリン計量機に内蔵する決済端末にも問題なく導入できることが採用の決め手になりました。Kaspersky Embedded Systems Securityで明示的に許可している実行ファイル以外が動作しないようにすることで要件をクリアし、既存の端末に最小限の変更を加えるだけで対応ができるようになりました」

また、タツノ 設計部 システムグループ 係長 佐久間一祐氏は次のように述べています。「既存のお客様にはガソリン計量機の決済端末自体をバージョンアップする際に、Kaspersky Embedded Systems Securityも導入できるようにしました。サイレントインストールすれば、お客様が意識することなく端末に導入できます。これも大きなメリットとなりました」

タツノでのKaspersky Embedded Systems Security導入の詳細については、導入事例(PDF)でご覧いただけます。

Kaspersky Embedded Systems Securityについて
Windowsベースの組み込みシステムのセキュリティを確保する製品です。メモリやディスクの容量が少ないエントリーレベルのハードウェアやMicrosoftのサポートが終了しているWindows XPなどでも動作するように設計されています。アンチマルウェア、アプリケーションおよびデバイスコントロール、ファイアウォール管理といった、独自の包括的な保護コンポーネントセットで構成されており、システムに対する悪意のある動作を識別およびブロックします。 企業はKaspersky Embedded Systems Securityの使用によって、PCI DSS、SWIFTなどの規制で求められるコンプライアンス要件を満たすことができます。

ガソリン計量機国内トップシェアの世界的石油関連機器メーカー タツノが、ガソリン計量機内蔵の決済端末システムに「Kaspersky Embedded Systems Security」を採用

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