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本リリースは、2023年6月13日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]

Kasperskyは、自社が開催するサイバーセキュリティの年次カンファレンス「Security Analyst Summit (SAS)」を2023年10月25日~28日にタイのプーケットで開催することを発表します。また、本日より講演者の募集(CFP)を開始します。当社が2009年から開催しているSASは、年に一度、セキュリティリサーチャー、世界の法執行機関、国家CERT、金融機関、産業界や学会、そして報道関係者の方々に参加いただき、サイバーセキュリティに関する最新の研究成果の共有や情報交換を目的として開催するグローバルなイベントです。当カンファレンスのオフラインでの開催は3年ぶりとなります。

当カンファレンスは、新型コロナウィルスの全世界的流行へ対応、するために、2020年からオンラインで開催してきました。このたび、人々と再びつながることができる貴重な機会として、オフラインに場を戻して開催することを決定しました。

今回の開催決定に当たり、 CEOユージン・カスペルスキー(Eugene Kaspersky)は次のように述べています。「伝説のSASが、オフラインに戻ってきました。SASは、毎年世界トップの専門家たちが研究や調査結果を共有する有名なイベントです。以前のように皆様と一緒に貴重な体験ができることを楽しみにしています。ぜひご参加ください」

また、グローバル調査分析チーム(GReAT)※1のディレクターを務めるコスティン・ライウ(Costin Raiu)は次のように述べています。「今回、SASを対面形式で再開できることを非常にうれしく思います。セキュリティコミュニティの古くからの仲間と再会できる喜びと、新たな知見や進歩を発見できることへの期待もあります。この唯一無二のイベントに、サイバーセキュリティのアナリストや専門家の方々を世界中からお迎えできることを楽しみにしています」

本年のプログラムでは、最近新たに発見されたAPT(持続的標的型)攻撃を含む、過去1年間の最も重要なサイバーセキュリティのトレンドに焦点を当て、最先端のサイバー攻撃に関する知見を提供する予定です。さらに世界中のサイバー犯罪者が導入している最新のツールや技術についても探ります。

開催決定に当たり、講演者の募集(CFP)を開始します。専門知識や研究の成果、知見を業界のリーダーや専門家といった世界各地の参加者と共有できる機会です。主なトピックは次の通りです。画期的な調査研究や革新的なソリューション、説得力のあるケーススタディなど発表したい方は、ぜひご応募ください。応募のガイドラインと要件について詳しくは、SASの専用Webサイトをご覧ください。

・重要インフラとICS/OT(インダストリアルコントロールシステム/オペレーショナルテクノロジー)セキュリティ
・サプライチェーン攻撃とオープンソースソフトウェアのセキュリティ
・ランサムウェアインシデントと被害を防ぐ方法
・ゼロデイ脆弱性(ぜいじゃくせい)とエクスプロイト
・ダークWebの傾向と分析
・人工知能(AI)、機械学習(ML)とサイバーセキュリティ
・IoTへの攻撃とサイバーセキュリティ
・ユーザーのプライバシーを高め、サポートするためのツールや方法

なお、当カンファレンス期間中にトレーニングに特化した日を設け、新規のセキュリティ専門家向けトレーニングを実施します。内容は、リバースエンジニアリングツールのGhidra※2を用いた実践的なリバースエンジニアリングです。講師は、GReATのチーフセキュリティリサーチャー イゴール・クズネツォフ(Igor Kuznetsov)が担当します。

■ SAS 2023の概要および講演の応募ほかについては、専用Webサイトをご覧ください。

※1 グローバル調査分析チーム(Global Research and Analysis Team、GReAT、グレート)
GReATはKasperskyの研究開発の中核部門として、脅威に関する情報収集、調査研究およびその成果発表などの活動を通じ、社内および業界をリードしています。また、マルウェアによるインシデント発生時の対応措置を担当しています。
※2 Ghidra(ギドラ)は、米国家安全保障局(NSA)が開発、公開しているリバースエンジニアリングツールです。

高度なサイバー脅威の最新情報や知識を共有するカンファレンス「SAS」を3年ぶりにオフラインで開催、講演者募集を開始

~ 10月25日から28日、プーケットで開催 ~
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