一部の法人のお客様向け製品において、Windowsのログオフ中、カスペルスキー製品のプロテクション機能が無効となる事象を確認し、本不具合を解消するパッチを配信しておりますが、現在も本パッチを適用されていないお客様におかれましては、最新のパッチを適用下さいますよう、改めてお願い申し上げます。
平素は弊社カスペルスキー製品をご利用いただきありがとうございます。
一部の法人のお客様向け製品において、Windowsのログオフ中、カスペルスキー製品のプロテクション機能が無効となる事象を確認し、本不具合を解消するパッチを配信しておりますが、現在も本パッチを適用されていないお客様におかれましては、最新のパッチを適用下さいますよう、改めてお願い申し上げます。
影響を受けられたお客様には大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本不具合の対象は、以下のすべての条件が当てはまる環境のみとなります。
- Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows CF1(以下EP8、Server/Workstation含む)、バージョン 8.1.0.831(a,b)。
※ ご利用製品のバーションの確認方法は、下記の「バージョンの確認方法」をご参照ください。該当バージョン以外の製品をご利用のお客様は、本不具合の対象とはなりません。 - 上記1.のバージョンがインストールされているWindows端末を起動後、一度ログオンし、その後、ログオフの状態で稼働している。
障害解決に関しましては以下をご参照いただきますようお願い申し上げます。
■ 事象:
上記1. 及び2. の双方に該当する環境では、カスペルスキー製品のプロテクション機能が無効になっています。
※ 無効となったプロテクション機能は、Windowsにログオンすることで、自動的に有効となります。また、端末の起動後、一度もログオンしていない場合の未ログオン状態ではカスペルスキー製品は正常に起動しています。
■ 解消方法:
アプリケーションモジュールを含む最新の定義データベースを適用後、端末を再起動してください。
※ 修正モジュールを含む最新の定義データベースを適用するには端末の再起動が必要になります。
最新のアプリケーションモジュールが適用された製品のバージョンは8.1.0.831(a,b,c)になります。バージョンの確認方法は下記の「バージョンの確認方法」をご参照ください。
尚、アプリケーションモジュールの適用後は、念のためシステムのフルスキャンを実行してください。
■ 既知の不具合:
最新のアプリケーションモジュールを適用後の端末で、まれに以下の問題が発生することが確認されています。
- 最新のアプリケーションモジュールをダウンロードした初回のWindowsのシャットダウンに最大10分の時間を要する。二回目以降のシャットダウンの時間は通常にもどります。
- タスクトレイにEP8の起動を示すアイコン(Kマーク)が表示されない。(この場合、プロテクション機能は有効に稼働しています)
- WindowsおよびWindowsにインストールされているソフトウェアの動作が重くなる。
上記の事象が確認された場合は、一旦Windowsの再起動を実施してください。問題が再発する場合は、お手数をおかけしますが、弊社コーポレートサポートセンターまでお問い合わせください。
カスペルスキーコーポレートセンター
TEL:0570-015016
E-mail:
弊社といたしましては改めてお客様にお詫びいたしますと共に、今後は同様な障害の再発防止に努め、製品並びにサービスの品質向上に一層の努力をいたす所存でございますので、何卒ご理解のほど願い申し上げます。
今後ともカスペルスキー製品を末永くご利用賜りますようお願い申し上げます。
◆ 「バージョンの確認方法」
- スタートメニューの「すべてのプログラム」またはタスクトレイのKマークからEP8のメインウィンドウを開き、設定画面の左下の “サポート”をクリックする。
- 下記サポート画面の赤枠内に記載のバージョンを確認。
※(a,b)を含む完全一致のバージョンのみが対象となります。