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Android デバイスユーザーの半数以上がセキュリティソフトウェアを使用せず

2013年12月11日

すべてのメールトラフィックにおけるスパムの割合は、前四半期(Q2)から 2.4 ポイント減少し、68.3% となりました。

本リリースは、2013 年 9 月 27 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。


今夏、Kaspersky Lab と ビジネス調査を専門にするグローバル調査会社B2B International が共同で実施した調査により、Androidスマートフォンやタブレットの所有者の半数以上が、サイバー脅威からデバイスを守るためのセキュリティソフトウェアを使用していないことが明らかになりました。セキュリティソリューションをデバイスにインストールして現在も使用していると回答したのは、今回の調査に参加したスマートフォン所有者の 40%、タブレット所有者の 42% だけでした。そのほかの回答者は、OSに組み込まれた限定的なセキュリティ機能を使用することで満足している、あるいは安全に対する自分自身の直感を信じていると回答しています。

その一方で、Android は、一般的なユーザーだけでなく、マルウェアを使用してユーザーから金銭を盗もうとするサイバー犯罪者にとっても、最も人気のあるプラットフォームとなっています。サイバー犯罪者にとって、Android はあらゆるモバイルデバイス向けプラットフォームのなかでも 1 番の標的として定着しています。最新のサイバー脅威についてのデータを収集するカスペルスキーのKaspersky Security Network クラウドサービスによると、モバイルデバイスを標的とする現在のマルウェアサンプルの 99% は、Android プラットフォーム向けに開発されていることが分かりました。そして、この脅威は日増しに高まっています。Kaspersky Lab のスペシャリストは 2012 年の 1 年間で 3 万 5000 個の悪意あるサンプルを検知しましたが、今年、その検知数は前半だけで 4 万 7000 個を超えています。

サイバー犯罪者が Androidに関心を示すのは、その人気と機能という 2 つの理由からです。犯罪者は悪意のあるプログラムによって、スマートフォンがプレミアムレートの番号(通話料のほかに情報料金を上乗せした形で課金される電話番号)にテキストメッセージを送信するよう操作し、ユーザーのアカウントからお金を盗み出すことができます。また、スマートフォンをスパイ端末に変えて、すべての通話履歴、通信、ソーシャルネットワークや電子決算アカウントのパスワードなど、所有者の情報を犯罪者に送ることができます。つまり、Android デバイスが持つ通信やエンターテインメント、処理に関するあらゆる能力は、一般的なユーザーに人気があるのと同じように、犯罪者にとっても魅力的なのです。

ほかにも、デバイスをなくしたり、盗まれたりする可能性が高いというリスクが挙げられます。多くの人々にとって、スマートフォンやタブレットはお気に入りの写真や動画、友人や家族との連絡、仕事の資料など、重要な情報を保存するための主要な場所となっており、こうした情報は犯罪者の手に渡ることがあってはなりません。

しかし、このような脅威が急増したとしても、Android が、複数のタスクを処理するための使いやすいプラットフォームの1つであることには変わりありません。だからこそ、Androidユーザーは、カスペルスキー製品のような高い品質のソリューションでスマートフォンやタブレットを保護することをお勧めします。

Android のセキュリティ上の課題を解決

カスペルスキーは、人気の高い Android をベースとしたスマートフォンやタブレットを保護するための最新ソリューション、カスペルスキー インターネット セキュリティ for Androidを開発しました。このソリューションには、大規模なウイルス定義データベースを基本に、サイバー脅威を検知するための最先端のテクノロジーが組み込まれています。Kaspersky Security Network クラウド技術で新たなマルウェアサンプルや危険なリンクが特定されると数分以内に、定義データベースへアップデートが通知されます。さらに、カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android には、未知の脅威であってもそのふるまいを監視して予防的に検知する、一連の仕組みが備えられています。

デバイスに保存された個人情報は、個人の連絡先や通話、テキストを非表示にすることのできる特別な機能で保護します。モバイルデバイスをなくした、または盗まれた場合のために、カスペルスキー インターネット セキュリティ for Android には、個人データへの不正アクセスを防ぐための専用のメカニズムも搭載されています。


【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。ITセキュリティ市場におけるイノベーターとしてKaspersky Labは15年以上にわたり、大企業および中小企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なデジタルセキュリティソリューションを提供しています。同社は現在、英国で登記された持ち株会社も含め、世界中のおよそ 200 の国と地域で営業活動を行っており、全世界で 3 億人を超えるユーザーを保護しています。
詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。

Android デバイスユーザーの半数以上がセキュリティソフトウェアを使用せず

すべてのメールトラフィックにおけるスパムの割合は、前四半期(Q2)から 2.4 ポイント減少し、68.3% となりました。
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Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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