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ユーザーの56%がソーシャルネットワーク上で個人情報の入力を渋っている

2012年7月18日

Harris Interactive 社が2012年2月から3月にかけてアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの約9,000人のインターネットユーザーを対象に実施した調査によると、アメリカ、ヨーロッパ、ロシアのユーザーの56%が定期的にソーシャルネットワークに訪れています。またこの調査では、ソーシャルネットワークは、連絡を取り合うための手段としてEメールに次ぐ手段であることが分かりました。

本リリースは、2012 年 5月28 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。

ソーシャルネットワークを使ったコミュニケーションは、現代のオンライン社会を送るうえで不可欠なものとなっていて、最も人気のあるサイトへの定期的な訪問者数は数千万人に上ります。Harris Interactive 社が2012年2月から3月にかけてアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの約9,000人のインターネットユーザーを対象に実施した調査によると、アメリカ、ヨーロッパ、ロシアのユーザーの56%が定期的にソーシャルネットワークに訪れています。またこの調査では、ソーシャルネットワークは、連絡を取り合うための手段としてEメールに次ぐ手段であることが分かりました。

ソーシャルネットワークは楽しい反面、怖い面もあります。ユーザーの27%が、ソーシャルネットワークやメールや経由で、不審なリンクやファイルが添付されたメッセージを受け取ったことがあると回答しています。一般的に、ほとんどのユーザーはソーシャルネットワークに脅威が存在することを認識しており、回答者の55%がこの問題を知っていると回答しています。ほぼ同数のユーザー(回答者のうち56%)は、電話番号や自宅の住所のような重要な個人情報をソーシャルネットワークのページには掲載しません。回答者の63%は、個人的に知らない人を友達リストに追加せず、68%が知らない人から受けとったリンクをクリックしないようにしています。これらの対応はかなり効果的ですが、ウイルス感染やデータ漏えいに対する保護を保証するものではなく、サイバー犯罪者がユーザーアカウントのアクセス権を取得し、そのユーザーのすべての友人にマルウェアに感染したリンクを送ることは珍しいことではありません。

ユーザーの47%がスマートフォンを、そして46%がタブレット端末を使って、ソーシャルネットワーク上で定期的に交流していることも考慮する必要があります。これらの端末は保護レベルが低く、安全ではないインターネット接続の使用(スマートフォンやタブレットユーザーが毎秒、公共のWi-Fiネットワーク経由でインターネットにアクセスすること)は、ソーシャルネットワークアカウント情報の盗難だけでなく、より深刻な被害を容易にもたらします。

スマートフォンやタブレットがより一般的になりつつありますが、依然としてコンピューターはソーシャルネットワークにアクセスする最も一般的なデバイスで、Harris Interactive社の調査によると、ユーザーの61%がコンピューターからのアクセスを好むことが分かりました。この結果は、これらのコンピューターがウイルス対策ソフトウェアによって、ソーシャルネットワーク上の悪意のあるオブジェクトから保護されなければならないことを示しています。個人向け製品「カスペルスキー 2012 マルチプラットフォーム セキュリティ」に含まれるコンポーネントの1つである「カスペルスキー インターネット セキュリティ 2012」は、まさに、このような問題に対する保護を提供し、ソーシャルネットワーク上を巡回するマルウェアやフィッシングサイトへのリンクをブロックすることができます。

Harris Interactive社の調査レポートの全文は以下をご参照ください。
(英語のみ)

 

【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。同社はエンドポイント向けセキュリティソリューションにおいて全世界でトップ4*にランクインしています。Kaspersky Labは15年間にわたり、ITセキュリティ市場でイノベーターとして、効果的なデジタルセキュリティソリューションを個人および法人向けに提供しています。同社は現在、およそ200の国と地域で営業活動を行っており、全世界で3億人を超えるユーザーの保護を行っています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。

*Kaspersky Labは、IDCのWorldwide Endpoint Security Revenue by Vendor, 2010(エンドポイントセキュリティ世界市場ベンダー別 – 2010年)で4位にランクされました。このランキングは、2011年12月に出版されたIDCレポート“Worldwide IT Security Products 2011-2015 Forecast and 2010 Vendor Shares”(世界におけるITセキュリティ製品市場:2011年~2015年の予測と2010年のベンダーシェア)に掲載されました。このレポートは、2010年のエンドポイントセキュリティソリューションの販売による収益からソフトウェアベンダーを評価する(ランキングする)ものです。

ユーザーの56%がソーシャルネットワーク上で個人情報の入力を渋っている

Harris Interactive 社が2012年2月から3月にかけてアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの約9,000人のインターネットユーザーを対象に実施した調査によると、アメリカ、ヨーロッパ、ロシアのユーザーの56%が定期的にソーシャルネットワークに訪れています。またこの調査では、ソーシャルネットワークは、連絡を取り合うための手段としてEメールに次ぐ手段であることが分かりました。
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Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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