Kaspersky Lab は、West Coast Labs が独自に実施したアプリケーションコントロール機能(法人セキュリティタンデム Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows と Kaspersky Security Center に含まれる)に関する業界初となる比較テストの結果を発表いたします。
本リリースは、2012 年 2 月 14 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。
Kaspersky Lab は、West Coast Labs が独自に実施したアプリケーションコントロール機能(法人セキュリティタンデム Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows と Kaspersky Security Center に含まれる)に関する業界初となる比較テストの結果を発表いたします。Kaspersky Lab のホワイトリストデータベースの有効性と豊富さの両方が評価された前回のテスト以来、同社の続く調査では競合ソリューションと比較した場合の現実的シミュレーションにおける Kaspersky Lab のアプリケーションコントロールの実装の圧倒的な優位性を証明しました*。West Coast Labs は、 Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows の総合的な評価を基に、同ソリューションに Platinum Product Award を授与しました。
*Kaspersky Lab のアプリケーションコントロール技術の利点やテスト結果は、こちらに要約されています(英文のみ)
企業のセキュリティソリューションにとって重要な役割を持つ、アプリケーションコントロールは、企業のITインフラストラクチャの安全性を可能な限り高レベルに取ることを目的としています。適切に設計されたホワイトリストデータベースを利用することによって、いかに従業員が正規で知られている唯一のプログラムを使えるかどうかという新しい「デフォルト拒否(明らかに正当または適切と分かっており許可されているもの以外のプログラムをすべて禁止)」を実行する可能性を提供します。
デフォルト拒否のシナリオを可能とするためには、セキュリティソリューションは、既存の大部分の正規プログラムに関する完全かつ最新情報が含まれている高品質なホワイトリストデータベースへアクセスする必要があります。
このテストの実施にあたり、West Coast Labs は、カスタマイズされたホワイトリストの作成と管理、アプリケーションコントロールの管理、きめ細かな制御ポリシー、ホワイトリストとアプリケーションコントロール管理権限の管理を含む、現実的な状況でホワイトリストとアプリケーションコントロール技術の使用をシミュレートする 40 以上のテストケースを含む普遍的な方法論を作成しました。個々のテストは、プログラムのイベント監視とイベントレポートの両方の監査、およびホワイトリストとアプリケーションコントロール機能を管理するための全体的な能力で実施されました。
特別なウェイトシステムがすべてのケースにおける機能の実装の品質を適切に評価するために適用されました。計 7 社のベンダーがこのテストに招待されましたが、3社(Lumension 社、Bit9 社、CoreTrace 社)が辞退しました。Kaspersky Security Center の Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows 以外に、Symantec(Endpoint Protection 12.1)や McAfee (Solidcore Application Control 5.20 with ePolicy Orchestrator 4.6)の法人セキュリティソリューションなどがテストに参加しました。他の有名セキュリティソフトウェアベンダーもテストには参加しましたが、匿名での参加となりました。
そのテスト結果は、理論上の最大スコアのパーセンテージとして示されました。アプリケーションコントロールテストにおいて、Kaspersky Lab のソリューションは第 1 位を獲得しました。第 2 位のベンダーが 81%、第 3 位のベンダーが 56%であったのに対し、Kaspersky Lab の最終結果は 91 %でした。また、この評価の平均スコアは 76%でした。
デフォルト拒否のシナリオの実装は、別々にテストされ、Kaspersky Lab のソリューションは、ホワイトリストデータベースの内容とアプリケーションコントロールポリシーと管理権限の管理の優れたレベルの精度に基づいて、100% のスコアを授与されました。第 2 位のベンダーは 85% を獲得し、第 3 位のベンダーは 37% を獲得しました。このテストの平均スコアは 74% でした。20 のテストケースの合計は、この評価で使用されました。
このテストについて、Kaspersky Lab の ISV リレーショングループリーダー、ウラジーミル・ザポリャンスキー(Vladimir Zapolyansky)は次のように述べています。「我々のホワイトリスト技術とアプリケーションコントロール機能が、法人顧客に対して高いレベルのセキュリティを提供することを確信しています。したがって、評判の高い独立系の研究所による詳細かつ現実世界に似た手法(その種の手法では初となる)で、我々の技術がテストされることを恐れませんでした。アプリケーションコントロールの比較テストでは、Kaspersky Lab のアプローチが、業界最先端であることが明確になりましたが、デフォルト拒否テストにおける 100% の結果は、我々がさらに重要であると考えるものです。West Coast Labs による分析は、我々が、我々の現在および将来の顧客のセキュリティを大幅に向上させることができるという、このシナリオをサポートする唯一のベンダーであることを客観的に証明しています。」
アプリケーションコントロールとデフォルト拒否のシナリオテストに関する詳細レポートは、West Coast Labs のウェブサイトで閲覧可能です。要約は こちら、全文は こちら をご覧ください(いずれも英文のみ)。
【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
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