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すべてのコンピューターユーザーにとって個人情報を守ることは非常に重要であり、これはFacebookなどのソーシャルメディアを使うユーザーにも当てはまります。個人情報をシェアする機会の多いSNSの性質上、利用者は必然的に個人情報の漏えい被害にあうリスクがあります。

Facebookユーザーは、サイバー犯罪者が個人データの収集を狙って常に新たな策略を企てていること、および狙われるデータは世間一般に公開され簡単に入手できるものも多いことに注意する必要があります。

以下に、とFacebookプロフィールを安全に守るためのヒントを紹介します。

1. 誕生日を公開しない。少なくとも、誕生年は公開しない。

いつまでも年齢不詳の20代でいたい人が使う手法にも見えますが、個人情報の漏えい防止という点では効果的です。誕生日と誕生年がわかると、個人情報を収集するための重要な鍵になりうるのです。

2. クレジットカードが必要なFacebookのサービスの利用は慎重に考える

サイトに情報を入力しないことが最善の策です。

3. 境界線を引く

写真を撮った場所は公開せず、正確な場所が分かってしまう位置情報タグを写真に付けないようにします。自宅の住所が分かる写真や、貴重品の保管場所が分かるような写真の投稿には注意が必要です。

4. 行動範囲や行動内容などの情報の公開を増やさない

サイバー犯罪者に目をつけられる前に、個人情報がわかる写真や投稿はタイムラインから削除します

5. 名前、プロファイル写真、カバー写真を「非公開」にする

犯罪者は重要なデータの収集を狙って、公開情報をもとに全く同じFacebookプロフィールを作成し、スパイウェアをユーザーの端末に感染させようとします。端末には信頼できるインターネットセキュリティ対策製品を利用して、個人情報の漏えいを効果的に防止し、脅威から端末を守ります。

また、無料のアンチスパイウェア製品にはマルウェアが紛れていることがあるので、ダウンロードするときは注意してください。

2012年、米国連邦取引委員会(英語記事)とFacebookは、サイトに特定の個人情報保護対策を設けることで合意に達しました。プライバシーについて懸念するユーザーにとっては朗報ですが、個人情報の漏えい防止についてユーザーも自ら考える必要があります。

10億人以上が利用するFacebookは、旧友や遠距離の友人との交流、新しいビジネスのプロモーションに最適の場です。ほんの少し注意し賢く利用することで、Facebookは素晴らしいツールとなりますが、注意を怠るとサイバー犯罪者につけ込まれることになります。

Facebookユーザーの個人情報の漏えい対策

Facebookユーザーの個人情報の漏えい防止対策とFacebookプロフィールを安全に守るためのヒントを紹介します。
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