セキュリティコンテンツ管理ソリューション分野をリードするKaspersky Labは、PhishTankのフィッシング情報データベースをKaspersky Internet Security 7.0のアンチフィッシングモジュールに採用したことを発表しました。
セキュリティコンテンツ管理ソリューション分野をリードするKaspersky Labは、PhishTankのフィッシング情報データベースをKaspersky Internet Security 7.0のアンチフィッシングモジュールに採用したことを発表しました。
OpenDNSによって運営されるPhishTankは、フィッシングサイトに関する統一データベースを提供しており、このデータベースはオープンソースコミュニティおよび一般ユーザによって常時アップデートされています。Kaspersky Labはこれまで長期間にわたり、PhishTankデータベース向けにフィッシングサイトに関する情報を提供することで本プロジェクトに関わってきました。
これまでカスペルスキーの製品に含まれるアンチフィッシング情報の主要なソースとしては、Kaspersky Labもメンバーであるアンチフィッシングワーキンググループ(APWG)が提供するデータベースが使用されていました。さらに、金融機関のセキュリティサービスが独自に追跡したフィッシング関連情報をはじめとする別ソースのデータベースも使用されています。今回PhishTankのデータベースが加わることで、フィッシング関連のデータソースはさらに充実し、フィッシング攻撃からのプロテクションをより高い品質で提供可能となります。
Kaspersky LabのInnovative Technologies部門でDeputy Directorを務めるNikolay Grebennikovは、次のようにコメントしています。「当社製品のアンチフィッシングモジュールに含まれるフィッシング情報データベースに、新たにPhishTankのデータが加わることを嬉しく思います。PhishTankは創設から比較的短期間で、オンライン詐欺に対抗する手段として重要な役割を果たす強力なリソースを開発しました。PhishTankの情報データベースが加わったことで、より効果的な防衛手段を当社製品のユーザに対して提供可能となります。当社はPhishTankが提供するサービスを活かすだけでなく、当社が保有するフィッシング関連情報もPhishTankに提供していきます。」
2007年夏、Kaspersky Labはフィッシング対策への貢献が認められ、PhishTankより「Star Phish Award」を受賞しました。
Kaspersky Internet Security 7.0に関するさらに詳しい情報は、Webサイトの関連ページ http://www.kaspersky.co.jp/kis7 をご覧ください。
Kaspersky Lab について
Kaspersky Lab はウイルス、スパイウェア、クライムウェア、ハッカーによる攻撃、フィッシング詐欺、スパムといった IT 上の脅威に対抗して、世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供しています。また、個人および法人のお客様を対象とした各種製品において、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。 Kaspersky Lab の技術は、業界を代表する IT セキュリティソリューションに、 広く世界中で採用されています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp をご覧ください。また、IT セキュリティに関する最新情報を http://www.viruslistjp.com にて提供しています。