ユージン・カスペルスキー (CEO、共同創立者) が科学技術分野におけるロシア国家勲章を受賞しました。国家勲章は、モスクワのクレムリンで 2009年 6 月12 日にメドベージェフ大統領から授与されます。
Kaspersky Lab は、ユージン・カスペルスキー (CEO、共同創立者) が科学技術分野におけるロシア国家勲章を受賞したことを発表いたします。国家勲章は、モスクワのクレムリンで 2009年 6 月12 日にメドベージェフ大統領から授与されます。
科学技術分野における国家勲章は、技術革新や画期的な発明などの顕著な功績によって、国内および世界的な学術分野の発展に寄与した国民に対して、年に一度、ロシア連邦大統領から授与されるものです。
国家勲章はロシア国内において最高の賞であり、社会および国家に貢献した国民に与えられます。受賞者には、賞金のほか賞状およびメダルが授与されます。
ユージン・カスペルスキーは今回の受賞について次のようにコメントしています。「今回、栄誉ある賞を受賞するにあたり、ドミトリー・メドベージェフ大統領に心から感謝の意を表すとともに、過去 20 年にわたり情報セキュリティの研究において私を支えてくれた同僚に対しても、謝意を表したいと思います。ロシアの科学技術は大きなポテンシャルを秘めており、世界のハイテク市場で大きな貢献ができると確信しています。ロシアには、ハイテク産業の発展に寄与できる、才能ある研究者たちが数多く存在しており、彼らの業績によってロシアの科学技術は世界的な名声を得ているのです。そういった研究者たちにとって、私たちの会社の実績が先例となれば、幸いです。」
ユージン・カスペルスキーは、Institute of Cryptography,Telecommunications and Computer Science を卒業後、自身のコンピュータから Cascade ウイルスが検出された 1989 年にコンピュータウイルスの研究を始めました。1991 年から 1997 年まで KAMI 情報技術センターに勤務し、提携者グループとともに AVP アンチウイルスプロジェクトを展開 (AVP は 2000 年 11 月に Kaspersky Anti-Virus へ改称)。1997 年、Kaspersky Lab の共同創立者となり、2007 年には Kaspersky Lab の最高経営責任者 (CEO) に就任しています。
情報セキュリティ分野において 15 年以上の経験を有する、世界を代表するエキスパートのひとりであり、多くの記事を執筆するほか、コンピュータウイルス学に関する講評や、世界各地で開催される専門セミナーや会議での講演を行っています。
現在 Kaspersky Lab は、世界で五指に入る情報セキュリティ製品ベンダです。Kaspersky Lab の製品は、世界中で 2 億 5 千万人を超えるコンピュータおよびモバイル機器のユーザを保護しています。本部をモスクワに構え、全世界に 5 つの地域ディビジョン、数十のローカルオフィスを展開しています。
Kaspersky Lab について
Kaspersky Lab はウイルス、スパイウェア、クライムウェア、ハッカーによる攻撃、フィッシング詐欺、スパムといった IT 上の脅威に対抗して、世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供しています。また、個人および法人のお客様を対象とした各種製品において、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。 Kaspersky Lab の技術は、業界を代表する IT セキュリティソリューションに、 広く世界中で採用されています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp をご覧ください。また、IT セキュリティに関する最新情報を http://www.viruslistjp.com にて提供しています。