当社のウイルスアナリストによるレポート「カスペルスキー セキュリティ情報: 2008 年のマルウェアの進化」、「カスペルスキー セキュリティ情報: 2008年統計」をリリースしました。
Kaspersky Lab は、当社のウイルスアナリストによるレポート「カスペルスキー セキュリティ情報: 2008 年のマルウェアの進化」、「カスペルスキー セキュリティ情報: 2008年統計」をリリースすることを発表いたします。レポートでは、2008 年のマルウェアの進化とその傾向、及びそれらの統計をまとめました。
「2008 年のマルウェアの進化」
2008 年にアンチウイルス業界と IT セキュリティ業界に影響を与えた主な事例は、「ルートキット」、「SNS サイト」、「オンラインゲーム」、「ボットネット」の 4 つのテーマに分類することができます。 2008 年に実際に起こった事例から、これらの犯罪が近い将来、より複雑化して発展するであろうと読み取ることができます。また、この結果を受けた 2009 年見通しについても述べています。
レポート全文については「2008 年のマルウェアの進化」をご参照ください。
http://www.viruslistjp.com/analysis/?pubid=204792051
「2008年統計」
カスペルスキーセキュリティネットワーク ( KSN ) で取得、処理したデータに基づいて作成されています。
マルウェアに感染させる手段として、メールに代わって、Web サイト経由の割合が増加しています。その多くは、Web ページを参照した際やファイルをダウンロードした際に感染し、その後、新種マルウェアをダウンロード・感染させます(ドライブバイダウンロード)。
また、USB メモリのようなリムーバブルメディアを使用してユーザのコンピュータ上で自動的に実行される autorun 系のマルウェアも急増しました。さらに、SWF 形式のトロイの木馬、PDF 型エクスプロイトなども2008年の最も切実な問題となりました。これらが危険をもたらすとは誰も予想しませんでした。
レポート全文については「2008年統計」をご参照ください。
http://www.viruslistjp.com/analysis/?pubid=204792052