情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川合林太郎)は、法人向けWebゲートウェイセキュリティ製品の最新版「Kaspersky Web Traffic Security」(バージョン6.0)※1 を、本日よりパートナー企業経由で提供開始します。価格は最小構成の新規1年、10ライセンスで28,400円(税別)※2からです。
カスペルスキー製品とソリューションの統計データでは、 2018年4月~6月の3か月間に、187の国と地域のインターネットリソースから仕掛けられた9億6,000万以上の攻撃をブロックしました。これは、同年1月~3月比で20%以上になります。※3 インターネットの利用なしにビジネスの存続が困難な現代において、企業のセキュリティを確実に、かつ効率的に高めることがビジネス戦略の重要な要素のひとつとなっています。
Kaspersky Web Traffic Securityは、プロキシサーバーを経由するWebトラフィックをスキャンし、悪意ある攻撃を防御するWebゲートウェイ用のセキュリティ製品です。機械学習アルゴリズムやクラウドと連携した保護テクノロジー、サンドボックスでのエミュレーション技術など、次世代のテクノロジーも含む多層防御の仕組みにより、Web経由で侵入してくる脅威をリアルタイムにゲートウェイレベルでブロックします。さらに出口対策として情報漏洩のリスクを軽減することができます。
最新版では、高度なアンチフィッシング機能を実装し、膨大なデータに基づいてフィッシングサイトへのアクセスをブロックします。また、大規模企業やMSP(マネージドサービスプロバイダー)での利用を想定し、マスターサーバー(管理用)とワーカーサーバー(スキャン処理用)に役割を分離してシステムを柔軟に構成できるようにしたほか、Webベースの管理者画面からワークスペースを使用して管理対象組織ごとにトラフィック処理ルールを設定することが可能となりました。社内ネットワークへのマルウェア侵入を阻止することで、エンドポイントでの感染やインシデントを低減することが可能となり、ITセキュリティ担当者のユーザー対応負荷が軽減されることで、より重要な業務にリソースを確保することが可能になります。
図1:Kaspersky Web Traffic Securityの概要 |
図2:Webベースの管理者画面例 |
■ Kaspersky Web Traffic Security 6.0の主な新機能
■ 参考情報
※1 Kaspersky Web Traffic Security 6.0は、Kaspersky Anti-Virus for Proxy Server 5.5 の後継バージョンで、Kaspersky Security for Internet Gateway に含まれるコンポーネントアプリケーションです。Kaspersky Security for Internet Gatewayには以下のアプリケーションが含まれます。Kaspersky Web Traffic Security、Kaspersky Security for Windows Server、Kaspersky Security Center
※2 Kaspersky Security for Internet Gatewayは、1ライセンスあたり 2,840円 x最低購入ライセンス数10、課金単位は保護対象ノード数です。
※3 Securelistブログ(英語)
「IT threat evolution Q2 2018. Statistics 」
https://securelist.com/it-threat-evolution-q2-2018-statistics/87170/
「IT threat evolution Q2 2017. Statistics」
https://securelist.com/it-threat-evolution-q2-2017-statistics/79432/
本プレスリリースは、2018年11月7日現在の情報をもとに作成しています。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップなどにより、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。