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最も効率的な保護を実現するハイブリッドのセキュリティソリューションを利用している企業は世界中でわずか 21%

2013年7月22日

Kaspersky Labとビジネス調査を専門にするグローバル調査会社B2B International が共同で実施した調査により、ハイブリッドのソリューションを選択している企業は、わずか 21% にとどまることが分かりました。

本リリースは、2013年 5 月 29 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。


クラウド技術は現代のセキュリティソリューションにとって重要な要素の1つですが、ローカルのセキュリティツールによる支援がなければコンピューターを保護することができません。そのため、ローカルのアンチウイルス技術を組み込み、クラウドサービスとも相互に連携するようなハイブリッドソリューションを利用することが最善策となります。しかしこの度 Kaspersky Labとビジネス調査を専門にするグローバル調査会社B2B International が共同で実施した調査により、ハイブリッドのソリューションを選択している企業は、わずか 21% にとどまることが分かりました。

今日、マルウェアの数は急激に増加しており、毎分約 140 個の新たな脅威が登場していて、既に従来のシグネチャ方式では対応しきれない状況です。また、新たな脅威があまりにも急増しているために定期的なアップデートを使用しても脅威の一歩先を行くことはできません。そのため、セキュリティベンダーはプロアクティブ(事前予防型)技術とクラウド技術の統合に取り組んでいます。プロアクティブ技術は未知の脅威の検知につながり、クラウド技術は新たな脅威からできる限り迅速にユーザー環境を保護します。クラウド技術のみを搭載したセキュリティソリューションもありますが、そのようなソリューションではゼロデイ攻撃などの複雑な脅威から信頼性の高い保護を行うことはできません。また、そのようなソリューションは安定したインターネット接続がなければ効率的に機能しません。

セキュリティ対策にとって明らかに必要なことは、リアクティブ(事後対応型)とプロアクティブの両方のローカル技術とクラウド技術とを統合したハイブリッドソリューションを使用することです。そのようなソリューションは大企業で最も普及しており、調査対象の大企業の 29% がハイブリッドセキュリティソリューションを導入しています。しかし残念なことに、大企業以外ではハイブリッドソリューションは普及していません。同調査によると、すべての調査対象企業のうちハイブリッドソリューションを利用しているのは わずか21% でした。過半数(51%)の回答者はローカル技術のみのセキュリティソリューションを選択し、20% の回答者はクラウド技術のみのセキュリティソリューションを選択しています。

Kaspersky Lab のハイブリッドソリューション

Kaspersky Labは、ハイブリッドソリューションが唯一、サイバー脅威から最も強力な保護機能を提供するソリューションであると確信しています。だからこそ、Kaspersky Lab は他社に先駆けてクラウドベースの技術であるKaspersky Security Networkを個人および法人向け製品に搭載しました。この技術は、ユーザーの同意を得た上で、Kaspersky Lab のセキュリティソリューションを実行するコンピューターから感染の試行に関する匿名データを収集・送信し、エキスパートが問題の詳細分析を行います。適切なユーザー保護対策(悪意のある Web サイトをブラックリストに追加する、シグネチャを作成するなど)を講じた後、すべてのカスペルスキー製品に対し、Kaspersky Security Network を介して、セキュリティツールやアンチウイルスデータベースのアップデートを送信します。

法人向けの新しいセキュリティプラットフォームであるKaspersky Endpoint Security for Business も Kaspersky Security Network と密接に連携しています。このプラットフォームのコンポーネントは、新しいマルウェアや危険な Web サイト、新種のスパムに関するデータ収集、アプリケーションのホワイトリストやブラックリストの作成、ぜい弱性情報のデータベースへの追加などの処理を実行します。Kaspersky Lab のエキスパートが確認した後、必要なすべてのアップデートがユーザーのコンピューターにわずか数秒でダウンロードされます。そのため、効率的かつ迅速に、サイバー脅威からの保護を実現する企業セキュリティソリューションとなっています。


【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。ITセキュリティ市場におけるイノベーターとしてKaspersky Labは15年以上にわたり、大企業および中小企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なデジタルセキュリティソリューションを提供しています。同社は現在、英国で登記された持ち株会社も含め、世界中のおよそ 200 の国と地域で営業活動を行っており、全世界で 3 億人を超えるユーザーを保護しています。
詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。

最も効率的な保護を実現するハイブリッドのセキュリティソリューションを利用している企業は世界中でわずか 21%

Kaspersky Labとビジネス調査を専門にするグローバル調査会社B2B International が共同で実施した調査により、ハイブリッドのソリューションを選択している企業は、わずか 21% にとどまることが分かりました。
Kaspersky logo

Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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