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年末年始の休暇中、オンラインショッピングを安全に楽しむために

2010年12月22日

Kaspersky Labでは、これから訪れる年末年始の休暇中にオンラインショッピングを安心・安全に楽しむヒントを皆様にご紹介します。

例年、年末年始が近づくと、オンラインショッピングの利用が増加します。オンラインショップを利用すれば、24 時間いつでも買い物ができ、きれいにラッピングされた状態で配達をしてくれます。そのため、オンラインショッピングの利用は飛躍的に伸びています。オンラインショッピングは、ホームページの閲覧に次いで、パソコンからのインターネット利用目的の第 2 位までに成長しています。[1]

Kaspersky Labでは、これから訪れる年末年始の休暇中にオンラインショッピングを安心・安全に楽しむヒントを皆様にご紹介します。

ヒント 1: コンピューターのセキュリティを確保しよう

これは、オンラインショッピングだけの話ではありません。すべてのインターネットユーザーにとって大切な心がけです。基本的な防御策である、ファイアウォール、最新のアンチウイルス製品、最新版に更新済みの OS などを持たないまま、インターネットの世界へ乗り出すべきではありません。
また、メールは未だにデータ窃盗の手段として広く使われているので、すべてのメールをチェックする機能も必要です。こうした防御策を施しておかないと、知らないうちにウイルスが PC に入り込み、「裏口」を開けてしまう可能性があります。裏口が開くと、PC の操作は完全にハッカーのコントロール下に置かれてしまうので、この後でご紹介するヒントが使い物にならなくなってしまいます。
安全なインターネット接続のためには、Kaspersky Internet Security 2011 のような総合セキュリティ製品をお勧めします。Kaspersky Labs Japanでは、12 月 24 日(金)から 1 月 13 日(木)まで、体験版の試用期間延長キャンペーンを実施します。キャンペーン期間中に体験版のアクティベーションを行ったユーザを対象に、通常、30 日の試用期間を 60 日に延長します。まだ導入されていない方は、この機会をご利用ください。ダウンロードはこちらから行うことができます。
https://www.kasperskylabs.jp/download/
また、他社製品をお使いの方やライセンス更新が間近な方を対象に、最大1年間無料支援を行う乗り換えキャンペーンも実施しています。
http://www.kasperskystore.jp/

ヒント 2:お買い得商品に注意しよう

オンラインショッピングは、便利なだけではなく、お金の節約にも役立ちます。価格比較サービスを利用すれば、実際にお店に足を運ばなくても、どれが一番安い店か、すぐにわかります。ただし、オンラインショップは仮想空間に存在しているにすぎません。どこかのオンラインショップから買い物をしようと思うなら、そこで提示されている情報 (価格、配送日時、物品保証、品質など) を信頼するしかないわけです。驚くようなお買い得商品には、要注意です。7 万円近くする iPad 64GB が 2 万円で買えるオンラインショップが見つかったとしたら、まずは疑ってみてください。できるかぎり関連情報を探ってみましょう。

ヒント 3:偽サイトを見分けよう

では、驚くようなお買い得商品が、本物なのかどうか、どうやって見分けたらよいのでしょう?ハッカーがユーザーをだます際によく使う手段は、偽の Web サイトです。彼らは、信頼できるとされている Web サイトのデザインを真似た Web サイトを作り、そこへユーザーを誘導するのです。ハッカーの主な狙いは、ログインデータを盗み出すことです。したがって、自分の見ているサイトをよくチェックしてから、ログイン情報を入力するようにしてください。
まず、オンラインショップが問い合わせ先を明記しているかどうかをかならず確認しましょう。ポップアップを表示して、ログイン情報やカード情報をすぐに入力するように迫ってくるサイトは、明らかにこれらの情報を狙っています。信頼できるオンラインショップは、会社情報や問い合わせ先を明記していて、取引条件をわかりやすいところに提示してあります。また、プライバシーポリシーを読み、セキュリティ証明書やセキュアドシールの有無を確認してください。さらに、このショップで買い物をしたユーザーの口コミを探してみましょう。オンラインショップに関する口コミサイトは、いくつもあります。

ヒント 4:個人情報の入力は慎重に

オンラインでの購入には、代金の支払いと配送先住所の入力が必要です。その際には、個人情報を入力しなければなりません。しかし、だからといって前もってデータを入力しなければならないわけではありません。多くの偽サイトでは、商品を見せる前に、さまざまな情報の入力を求めてきます。このようなオンラインショップは避けましょう。また、「自分が入力した情報が第三者へ転売されることがない」ことを保証する文章が記載されているか、きちんと確認しましょう。

ヒント 5:精算は安全な Web サイトで

オンラインで購入する際は、誰かに入力内容を見られないようにすることが大切です。自分のクレジットカード情報を守るのは、あなた自身なのです。したがって、暗号化されていないオンラインショップは言語道断です。暗号化されたページの URL は「https」で始まっており、小さな鍵または錠のアイコンが付いていて、たいていの場合は通常とは違う色で表示されています。とはいえ、この種のページに重要な情報を入力する前には、サイトのセキュリティ証明書を確認してください。
信頼できるサイトでは、通常、クレジットカード払いやデビットカード振替など、複数の支払いオプションが示されています。行く先々のオンラインショップに支払い情報を知らせたくない場合は、PayPal や ClickandBuy などのオンライン決済サービスを利用するのも手です。ただし、ここでも注意したいのは、こうした決済サービスも偽サイトの可能性があるということです。オンラインショップのサイトをチェックするときと同じ手順で、確認しましょう。

ヒント 6:オンラインショッピング用のクレジットカードを用意しよう

さらに安全を求める方には、追加策をお奨めします。オンラインでの購入用に、利用上限を低めに設定したクレジットカードまたはプリペイドカードを用意するのです。万が一、自分の情報が犯罪者の手に渡ったとしても、被害を最小限に留めることができます。

ヒント 7:安全なパスワードを設定しよう

アクセス制限をかけてあっても、パスワード欄に「123456」と入力するだけで済むようでは、ハッカーの思うままです。また、ハッカーは「辞書攻撃」と呼ばれる手法を使ったパスワード解読によって、オンラインショップのログイン情報を割り出します。したがって、安全なパスワードを設定することが大切です。
さらに、オンラインサービスごとに異なるパスワードを選び、次の点に注意しましょう。(1) 辞書に載っている言葉をパスワードに使わないこと。単語を組み合わせたもの (たとえば「GreenTree」) でも、安全とは言えません。(2) 自分にとって特別に意味のあるパスワードを使わないこと。たいていの場合、誕生日などの個人情報を含むので、簡単に解読できてしまいます。安全なパスワードとは、英数字と記号を組み合わせた 8 文字以上の文字列です。

ヒント 8:レシートを保管しておこう

オンラインでの購入に付属する文書を保存しておきましょう。いちいちプリントアウトしなくても、PC に電子データとして保存しておけばよいのです。こうしておけば、取引の内容をすぐに確認できます。たとえば発注確認書、支払い内容のコピーなどです。より細心の注意を払いたい方は、発注プロセスのスクリーンショットを、手順に沿って 1 つ 1 つ撮っておくとよいでしょう。また、オンラインショップから受け取ったメールをすべて保存しておくのも大切です。

ヒント 9:返品ポリシーを活用しよう

オンラインショップでは、返品ポリシーを提示しています。受け取った品を手早く確認し、特に理由を言い立てなくても定められた期間のうちに返品することができます。

[1]http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/100427_1.pdf

 

【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Lab はウイルス、スパイウェア、クライムウェア、ハッカーによる攻撃、フィッシング詐欺、スパムといった IT 上の脅威に対抗して、世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供しています。また、個人および法人のお客様を対象とした各種製品において、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。 Kaspersky Lab の技術は業界を代表する IT セキュリティソリューションに、広く世界中で採用されています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。また、IT セキュリティに関する最新情報を http://www.viruslistjp.com/ にて提供しています。

 

<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
株式会社 Kaspersky Labs Japan 広報事務局
電話:03-5687-7830 FAX:03-5687-7837
メールアドレス: press@kaspersky.co.jp

 


参考資料

最後に、Kaspersky Lab の製品をいくつかご紹介いたします。皆様の環境や用途に応じた製品を使って、オンラインショッピングを安心・安全に楽しんでください。

■インターネットのヘビーユーザーの方へ : Kaspersky Internet Security 2011
いつでもどこでも簡単にインターネットへ接続できる環境が整ってきた現在では、必ずしも「ヘビーユーザー=技術屋」ではなくなりました。自宅や職場からのインターネット接続だけではなく、定額制のモバイルデータサービスを使い、外出先でもインターネットを利用するユーザーが増えています。そんな中、mixi や Facebook などを通じた交流は当たり前、Amazon のようなオンラインショップでの買い物やオンラインバンキングも一般的になりました。こうしたアクティビティを普段どおりおこないつつ、気持ちも安らかに保とうとするなら、セキュリティソフトウェアが必要です。カスペルスキーの Kaspersky Internet Security 2011 は、アンチウイルス機能はもちろん、ファイアウォールや悪質なインターネットサイトからの保護、パスワードの保護をはじめとする各種機能を備えているので、ハッカーが個人情報にアクセスする危険性を排除します。

■シンプルさをお求めの方へ : Kaspersky Anti-Virus 2011
プロテクションは最大に、システム負荷は最小に。コンピューターゲームの愛好家やネットブックユーザーにとっても、セキュリティが不可欠なのは言うまでもありません。こうしたユーザーの死活問題は、システムへの負荷をできるだけ抑えること。したがって、Windows に備わったベーシックな保護機能を補完するようなアンチウイルス製品が求められます。Kaspersky Anti-Virus 2011 は、最新のセキュリティ脅威に対応しつつお扱いのアプリケーションも最新に保ちたい上級ユーザーにお勧めの製品です。

■Mac 愛好家の方へ : Kaspersky Anti-Virus for Mac
iPod、iPhone、そして iPad がテクノロジーの世界を大きく変えて以来、Mac コンピューターもふたたび支持を盛り返してきました。そんな Mac をめぐっては、未だにたくさんの先入観があります。そのうちの 1 つは、「Mac ユーザーにアンチウイルス製品は不要」というもの。Mac よりも Windows をターゲットにしたウイルスのほうが圧倒的に多いのは事実ですが、実際にクレジットカード情報を盗まれた人にすればそんな事実など関係ありません。
Mac コンピューターにとって理想のアンチウイルス製品とは、Mac OS X をターゲットにしたウイルスを特定するだけでなく、Windows を標的とするウイルスも検知する製品です。Kaspersky Anti-Virus for Mac は、その希望にお応えします。

年末年始の休暇中、オンラインショッピングを安全に楽しむために

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Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は20万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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