Kaspersky Lab は世界中の脅威情報と技術提供によってFacebookのセキュリティ強化を支援、日本のユーザーは6か月間無料でWindowsおよびMac向けのセキュリティ製品を利用可能
~Kaspersky Lab は世界中の脅威情報と技術提供によってFacebookのセキュリティ強化を支援、日本のユーザーは6か月間無料でWindowsおよびMac向けのセキュリティ製品を利用可能~
Kaspersky Lab は昨年10月16日、ソーシャルネットワーキングのオンラインおよびオフラインのセキュリティ強化に向けて Facebook(NASDAQ:FB)とパートナー提携することを発表しました。この発表を受けて、Kaspersky Lab は世界中の不正ソフトウェアに関する最新の脅威情報を Facebook に提供し、Facebook のユーザーが不正な Web ページにアクセスしないよう守っています。
SNSユーザーは、友達がシェアするリンクをクリックしやすい傾向にあり、サイバー犯罪者はこのような無条件の信頼を悪用します。正規のリンクを装った不正なURLが個人の連絡先情報と共に、その本人の知らぬ間に自動的にシェアされます。FacebookはKaspersky Labをはじめとするセキュリティベンダーから提供された「既知の不正な」URLリストを持っており、Facebookユーザーが友達とリンクをシェアするとき、または友達がシェアしたリンクをクリックしようとしたとき、そのリンク先が不正なWebページであるかどうか判定されます。判定の結果、不正なURLリストに合致した場合、そのことがすぐにユーザーに通知され、そのページへのアクセスがブロックされます。この対策は、ユーザーの個人情報やコンピューターを守るだけでなく、不正なリンクのまん延を防止します。
Kaspersky Lab には 24 時間 365 日、サイバー犯罪と戦うアンチマルウェアのエキスパートが全世界に800 名以上在籍し、1 日あたり 125,000 個以上の脅威を分析しています。脅威に関する情報は、クラウドベースのデータベースKaspersky Security Network(KSN)
を活用します。KSN には、ウイルスやマルウェアの感染未遂情報や活動状況をリアルタイム共有することに同意したKaspersky Labユーザーからの情報が格納されています。Kaspersky Lab のエキスパートはこれら情報を分析し、 Kaspersky Lab 製品や技術を利用する世界各国 3 億以上のユーザーに最新の保護を提供しています。
Facebook ユーザーの保護
Kaspersky Lab は、サイバー犯罪対策で最も重要なのはコンピューターユーザーへの情報提供であると考えています。この度の提携を通じて、Kaspersky Lab は Facebook へ脅威に関する情報を提供するだけでなく、Facebook Security ページに専門的なアドバイス、ヒント、役立つ情報記事を提供していきます。同ページは、最新のサイバー脅威の情報や安全なネットの利用法を定期的に発信するリソースセンターです。この Facebook のサービスの詳細については、Facebook Security ページをご覧ください。
このようなアドバイス提供だけでなく、Kaspersky Labは個人向けセキュリティ製品を6か月間無料でFacebookユーザーに提供します。日本のFacebookユーザーは、本日4月10日(水)より「カスペルスキー インターネット セキュリティ」および「カスペルスキー セキュリティ for Mac」を無料で利用でき、コンピューターを最適に保護することができます。カスペルスキー インターネット セキュリティは、個人向けのスイート製品で、あらゆるインターネットの脅威から徹底的にPCを保護します。カスペルスキー セキュリティ for Mac は、最近急増する OS X を標的としたマルウェアの脅威から Mac ユーザーを守ります。また、USB メモリやファイル共有を介して友人および家族の PC に感染を目論み潜伏する Windows ベースのマルウェアも防ぎます。これら製品は、Facebook Security ページの 「AV Marketplace」 タブから入手できます。
Kaspersky Labの最高営業責任者(CSO)であるステファン・オレンベルグ(Stephen Orenberg)は次のように述べています。「Kaspersky Lab が創業した 15 年前、我々はテクノロジーがどのようにインターネット利用者と相互接続し、個人および社会全体に影響をおよぼすのか想像することしかできませんでした。オンライン接続する人々や企業を守るという弊社の使命は、当時から変わっていません。そして、そんなオンライン接続の未来に最も近い場所にいるのが Facebook です。Facebook と Kaspersky Lab は、それぞれの分野で優れた実績があり、より安全なインターネットの実現に向けて連携することは自然な流れでした」
Kaspersky LabのGlobal Research and Analysis Team(GReAT)ディレクターであるコスティン・ライウ(Costin Raiu)は次のように述べています。「この10年で、自発的に共有される個人情報の数は信じられないほど増えています。こうした背景から、サイバー犯罪者は “金銭的な目的” で、特にソーシャルネットワークを標的とした詐欺行為や不正プログラム作成を進めています。オンライン上で身を守るためには、リスクの認識と優れたセキュリティ技術とを組み合わせて対策することが重要です。いずれかが欠けても成り立ちません。Facebook とのパートナー提携により、Kaspersky Lab はその両方を提供することが可能になりました。」
Facebookの最高セキュリティ責任者(CSO)であるジョー・サリバン(Joe Sullivan) 氏は次のように述べています。「本日より、Facebook を利用するユ―ザーは業界をリードする Kaspersky Lab の不正な URL データや AV Marketplace でのソフトウェア製品を通じて、同社の情報と技術力を享受することができます。我々は互いに協力し、オンライン、オフラインを問わず Facebook ユーザーの安全を守れるよう取り組んでいきます」
【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。ITセキュリティ市場におけるイノベーターとしてKaspersky Labは15年以上にわたり、大企業および中小企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なデジタルセキュリティソリューションを提供しています。同社は現在、英国で登記された持ち株会社も含め、世界中のおよそ 200 の国と地域で営業活動を行っており、全世界で 3 億人を超えるユーザーを保護しています。
詳細についてはhttp://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。