株式会社カスペルスキーは、Kaspersky Administration Kit 8.0 CF3 (ビルド 8.0.2177)をリリースしました。
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(東京都千代田区、代表取締役社長 川合 林太郎、以下、カスペルスキー)は、Kaspersky Administration Kit 8.0 CF3 (ビルド 8.0.2177)をリリースしました。
Kaspersky Administration Kit は、企業ネットワーク全体に分散されたPCやサーバのセキュリティを監視・管理するためのソフトウェアです。IT管理者・セキュリティ管理者は「PCやサーバにセキュリティ対策製品がインストールされているか?」、「定義データベースは最新か?」、「スキャンは行われているか?」を、Kaspersky Administration Kitを通して速やかに確認することが可能になります。また、セキュリティポリシーの一括管理、定義データベースの更新タスクやスキャンタスクなどの一括管理も可能です。大規模インフラに対応するため、Active Directoryとの連携や自動グループ配置機能も実装され、管理負荷を削減します。
新しくリリースされたKaspersky Administration Kit 8.0 CF3 (ビルド 8.0.2177)では、これまでのKaspersky Administration Kit 8.0 CF2(ビルド 8.0.2134) と比較して、以下の点が修正されました。
修正された問題点
- 更新タスクの実行中、システムに高負荷がかかる問題。
- データベースへのクエリ送信が原因でデッドロックが発生する問題。この問題は、アプリケーションのレジストリに情報を追記する際によく発生します。
- ネットワークに高負荷がかかっている状態で管理サーバへの接続を試行すると、エラーが発生する問題。
- Active Directory の組織単位内で検索を実行すると、正しくないサンプルが作成される問題。
新機能および改善点
- ネットワークエージェントのモバイルモードへの切り替えを無効にするオプションが追加されました。次のファイルを 32 ビットレジストリにインポートします:
REGEDIT4
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\KasperskyLab\Components\34\1103\1.0.0.0\NagentFlags]
"KLNAG_OLD_STYLE_RM_SWITCH"=dword:00000000 - ネットワークエージェントのプロファイル切り替えに、名前解決での切り替えが新規追加されました。
- コンピュータの再配置のガイドラインの適用方法が最適化されました。同期の際に、再配置さクライアントコンピュータのみがキューに追加されます。
- ライセンスのエクスポートに、管理サーバの設定を変更できる権限が必要とされるようになりました。
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