Kaspersky Anti-Virus 2009 、独立系テスト機関 AV-Comparatives の Advanced+ を取得。
Kaspersky Lab は、Kaspersky Anti-Virus 2009 が独立系テスト機関 AV-Comparatives の Advanced+ を取得したことを発表いたします。Kaspersky Anti-Virus 2009 は、未知の脅威に対するヒューリスティック検知において高い検知率をマークし、誤検知も最低レベルでした。
AV-Comparatives は、2009 年 2 月にアンチウイルス製品を対象に行われた比較テストの結果レポート (第2 部) を発表しました。第 2 部には、事前のテストで良好な結果を示した 16 のアンチウイルス製品が参加しました。今回のレポートでは、ヒューリスティック検知を含むプロアクティブ検知のテスト結果が発表されました。テストの第 1 部でも、Kaspersky Anti-Virus 2009 は Advanced+ を取得しています。
プロアクティブ検知は、定義データベースにシグネチャが追加されていない未知のマルウェアの検知を可能にするものです。最近では未知のマルウェアおよびその亜種の数が増えているため、プロアクティブ検知の必要性も高くなっています。
現在、アンチウイルス製品の評価基準として重要視されているのは、ヒューリスティック検知率です。ヒューリスティック検知率とは、コードのシグネチャを使用したり、疑わしいプログラムを実行または仮想実行することなく、未知のマルウェアを検知する率です。
今回のテストでは、ヒューリスティック検知率および誤検知数という基準で、アンチウイルス製品の評価が行われました。検知率のテストには、各製品の定義データベースが更新された翌週 (2009 年 2 月 9 日~ 2 月 16 日) の間に集められたマルウェアが使用されました。誤検知のテストは、感染していないファイルを使用して行われました。グローバルなリソースを利用できる「クラウド型」のセキュリティ機能は、テストではオフにしてあります。
テストの結果、Kaspersky Anti-Virus 2009 は高いヒューリスティック検知率を示しただけでなく、誤検知も最低レベルに抑え、最高レベルである「Advanced+」を取得しました。今回のテストで Advanced+ を獲得したのは、Kaspersky Anti-Virus 2009 以外では 2 製品のみでした。
個人向け製品の詳細については、http://www.kaspersky.co.jp/homeuser をご覧下さい。