Kaspersky Lab は、権威ある独立系テスト機関 AV-Comparatives が実施したマルウェア検知率と誤検知数を評価する「オンデマンドテスト」において、Kaspersky Anti-Virus 2012 が最高位の認証である「Advanced+」を取得したことを発表いたします。
本リリースは、2011 年 10 月 5 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。
Kaspersky Lab は、権威ある独立系テスト機関 AV-Comparatives が実施したマルウェア検知率と誤検知数を評価する「オンデマンドテスト」において、Kaspersky Anti-Virus 2012 が最高位の認証である「Advanced+」を取得したことを発表いたします。
2011 年 8 月、さまざまなベンダー製の最新のアンチウイルス製品 20 種類に対してAV-Comparatives の有名な評価方法である「オンデマンドテスト」が実施され、その最終結果が 9 月 27 日に公表されました。このテストでは、最近横行している約 20 万種類ものマルウェアサンプルが使用されました。この結果、平均の検知率は 96.2% となり、85% 前後の他社製品があるなか、Kaspersky Anti-Virus 2012 は、98.3% の好成績を修めました。
さらに、これら 20 製品に対して誤検知テストを実施し、数十万ものクリーンなファイルのうち、何件を悪性ファイルとして認識するかについて評価が行われました。 Kaspersky Anti-Virus 2012 による誤検知はわずか 1 件でした。このテストにおける最高グレードは「Few」(誤検知がほとんどない)と名付けられていること、また誤検知 15 件までは、このグレードを獲得できることを考慮すると、これは素晴らしい結果であったと言えます。 なかには、誤検知数が 50 件を超え、「Many」(多い)とグレード評価された製品も存在しました。 しかも、Kaspersky Anti-Virus 2012 が唯一誤検知したファイルは、現実的な環境ではめったに遭遇することのないものでした。 なお、この誤検知は速やかに修正されています。
Kaspersky Lab のアンチマルウェアリサーチ部門ディレクター、ニキータ・シュベツォフ(Nikita Shvetsov)は次のようにコメントしています。 「評価用データセットの品質向上に AV-Comperatives が取り組んでいることについて喜ばしく思います。最近のテストで使用された 20 万件のファイルは、今日現実世界に広がる状況を的確に反映していると考えています。 ただし、オンデマンドテストでは限られたアンチウイルス技術しかテストされないため、製品のすべての機能の評価には至っていません。 そのため、本格的な比較を行うには、AV-Comperatives およびその他の権威あるテスト機関により定期的に実施される『Whole Product Dynamic Test』および『Proactive Test』 の結果についても参考にされることをお勧めします」
テスト結果の詳細はこちらをご覧ください(英語のみ):
http://www.av-comparatives.org/images/stories/test/fp/avc_fp_aug2011.pdf
【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
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