Kaspersky Lab は、AV-Comparatives が 2011 年 11 月に実施したアンチウイルスソフトウェアのパフォーマンスに関する独立テストにおいて、Kaspersky Anti-Virus 2012 が最高位の認証を取得したことを発表します。
本リリースは、2011 年 12 月21 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。
Kaspersky Lab は、権威あるテスト機関 AV-Comparatives が 2011 年 11 月に実施したアンチウイルスソフトウェアのパフォーマンスに関する独立テストにおいて、Kaspersky Anti-Virus 2012 が最高位の認証を取得したことを発表します。本テストは、アンチウイルスソフトウェアが PC にかける負荷を測定する、いくつかの種類のテストで構成されています。
各テストは Windows 7 OS が稼働する Intel Core i5 プロセッサを搭載した新しいコンピューター上で行われました。コンピューターのパフォーマンスは、アンチウイルスソフトウェアがインストールされた状態とインストールされていない状態で測定され、それぞれの結果が比較されました。パフォーマンスの判定は、総合テスト（ベンチマーク）と、実環境で一般的に遭遇するシナリオに基づいて行われました。ここで使用されたユーザーシナリオは、ファイルのコピー、アプリケーションのインストールと起動、インターネットからのファイルのダウンロード、ファイルのアーカイブなどのよく行われる操作です。
Kaspersky Anti-Virus 2012 は、サードパーティ製のベンチマーク用ソフトウェアである PC Mark 7 Professional を使用した総合テストにおいて、トップグループに位置しました。インストールされた状態でのシステムパフォーマンスは、アンチウイルスソフトウェアがインストールされていない状態でのパフォーマンスに比べ、わずか 1.1% 低い程度に過ぎませんでした。実環境を模したテストシナリオでは、システムパフォーマンスに与えた影響の低さを反映し、最高スコアである 90 ポイントをマークしました。総合結果として、Kaspersky Anti-Virus 2012 は最高位の「Advanced+」を獲得しました。興味深いのは、McAfee、BitDefender、TrendMicro といった他ベンダーの製品が PC の全体的なパフォーマンスに与えた影響が顕著であった点です。
Kaspersky Lab のインフラストラクチャ開発グループ リーダー兼アンチマルウェアリサーチ部 ディレクター代理 のオレグ・イシャノフ（Oleg Ishanov）は、次のように述べています。「個人向け製品のバージョン 2012 の開発において特に注力したのは、ファイルのスキャンプロセスの最適化と、アプリケーションの起動・ファイルのダウンロード・Web ブラウジングなどの操作に与える影響を小さくすることでした。そしてAV-Comparativesのテストが、カスペルスキー製品はパフォーマンスを低下させることなくコンピューターを保護することができるということを証明してくれました。カスペルスキー製品は重い、という神話がありましたが、つまり、まさに『神話』なわけです」
AV-Comparatives によるテスト結果の全文は、以下でご覧いただけます（英語のみ）。
http://www.av-comparatives.org/images/stories/test/performance/performance_nov_2011.pdf
【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Lab は、ウイルス・スパイウェア・クライムウェア・不正侵入・フィッシング詐欺・スパムといった IT 上の脅威に対抗する世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供する、ヨーロッパ最大のアンチウイルスベンダーです。エンドポイント向けソリューションにおいては、全世界でもトップ4のシェアを持っています。個人／SOHO向けにとどまらず、中小企業向け、大企業向け、モバイル端末向けなど多様な分野の各種製品で、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。また、Kaspersky の技術は業界を代表する IT セキュリティ製品やソリューションに、広く世界中で採用されています。詳細については
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