株式会社カスペルスキーは、Kaspersky Anti-Virus for Proxy Server 5.5 MP3 CF1(ビルド 5.5.86.1)をリリースしました。
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(東京都千代田区、代表取締役社長 川合 林太郎、以下、カスペルスキー)は、Kaspersky Anti-Virus for Proxy Server 5.5 MP3 CF1(ビルド 5.5.86.1)をリリースしました。
Kaspersky Anti-Virus for Proxy Serverは、プロキシサーバーを経由するすべてのHTTP/FTPトラフィックを保護する製品です。HTTP/FTPトラフィックを経由して企業ネットワークに侵入する悪意あるプログラムや潜在的に危険なプログラムを駆除することで、オンラインのユーザーを確実に保護します。
新しくリリースされたKaspersky Anti-Virus for Proxy Server 5.5 MP3 CF1(ビルド 5.5.86.1)では、これまでのKaspersky Anti-Virus for Proxy Server 5.5 MP2(ビルド5.5.62.3) と比較して、以下の点が更新および修正されました。
修正された問題点
- AnswerMode=Partial の機能が改善されました。ファイル転送時にウイルスが検知されて転送が中断された際に発生する、Squid のエラーが解消されました。
- ライセンスサブシステムエラーの説明がターミナル上に表示されないという、licensemanager のエラーが修正されました。
新機能および改善点
- アンチウイルスエンジンが更新されました。
- 次のパラメーターが追加されました:
- MaxReqLengthAction - 設定されている最大サイズ(MaxReqLength)を超過したオブジェクトに対する処理。
- PartialResponseAction - サーバーレスポンスに含まれるオブジェクトの一部を検知した場合の処理。
- PartialRequestAction - 配送リクエストのオブジェクトの一部を検知した場合の処理。
- ReqModeServiceUrl - ICAP リクエストのストリームをチェックする ICAP サービスのURL。
- RespModeServiceUrl - ICAP レスポンスのストリームをチェックする ICAP サービスのURL。 - keepup2date コマンドの -x オプションが廃止されました。
- サポートされる OS のリストが改訂されました。
- いくつかのバグが修正されました。
今すぐアップグレード
アプリケーション情報
【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Labは、世界最大の株式非公開のエンドポイント保護ソリューションベンダーです。同社はエンドポイント向けセキュリティソリューションにおいて全世界でトップ4*にランクインしています。Kaspersky Labは15年間にわたり、ITセキュリティ市場でイノベーターとして、効果的なデジタルセキュリティソリューションを個人および法人向けに提供しています。同社は現在、およそ200の国と地域で営業活動を行っており、全世界で3億人を超えるユーザーの保護を行っています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。
*Kaspersky Labは、IDCのWorldwide Endpoint Security Revenue by Vendor, 2010(エンドポイントセキュリティ世界市場ベンダー別 – 2010年)で4位にランクされました。このランキングは、2011年12月に出版されたIDCレポート“Worldwide IT Security Products 2011-2015 Forecast and 2010 Vendor Shares”(世界におけるITセキュリティ製品市場:2011年~2015年の予測と2010年のベンダーシェア)に掲載されました。このレポートは、2010年のエンドポイントセキュリティソリューションの販売による収益からソフトウェアベンダーを評価する(ランキングする)ものです。