AV-Test による 2011 年秋のテストで Kaspersky Internet Security がすばらしい成績を収める

本リリースは、 2011 年 12 月 8 日にロシア モスクワにて発表されたニュースリリースの抄訳です。

Kaspersky Lab は、 AV-Test が定期的に実施しているアンチウイルステストにおいて、「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」に含まれるコンポーネントの 1 つである「Kaspersky Internet Security」が再び素晴らしい成績を収め、特に感染しているコンピューターの感染駆除・復旧については他社を上回る結果を残したことを発表します。

2011 年の 9 月から 10 月にかけて実施されたこのテストには、業界をリードする各社から 25 の個人向け製品が参加しました。テストに対しては AV-Test のスペシャリストが、製品がさらされるであろう実環境に極力近づける手法を採用しています。製品のすべてのプロテクションコンポーネントは有効にした状態でテストされ、脅威については、以前は知られていなかった新しいものに重点がおかれています。Windows XP Professional SP3 で動作する PC 上で評価が行われました。

Kaspersky Internet Security 2012 は 18 点中 15.5 点を取得し、全 25 製品中 2 位を獲得しました。さらに、すべての評価カテゴリにおいて Kaspersky Internet Security 2012 は平均を大きく上回る結果を示しています。インターネットに接続したときに一番さらされやすいゼロデイ攻撃に対するプロテクション能力を調べるテストでは、Kaspersky Internet Security 2012 は 98% という成績だったのに対し、平均はたったの 91% でした。広く世に出回っている脅威（ルートキットなどのより深刻な脅威も含む）の削除では、平均 87% のところ Kaspersky Internet Security 2012 は 97% でした。マルウェアの隠されたエレメントの削除や改ざんされたシステムコンポーネントの修復についても同様の高いスコアを残しました。特に、改ざんされたシステムコンポーネントの修復の平均は 57% と低く、他社製品は感染しているコンピューターの感染を駆除し、再び使用できる状態にまで復旧させる機能が十分に備わっていないことを示しています。

Kaspersky Internet Security 2012 のテスト結果が示すもうひとつのポイントは、システムリソースにほとんど負荷を与えないということです。また、これはすでに本製品のお家芸とも呼べるものですが、誤検知も 0 件でした。他社のソリューションでは平均して 12 件の誤検知を引き起こしています。

このテスト結果について、アンチマルウェアリサーチ部門ディレクター代理オレグ・イシャノフ（Oleg Ishanov）は次のようにコメントしています。「独立系調査機関 AV-Test が実施する定期テストは非常に複雑で多岐に富んでおり、実際にユーザーが置かれる環境でのプロテクションの品質を的確に測定します。このようなテストで、我々と同様の高い点数を毎回獲得する製品はあまりありません。他社の製品とは違い、我々の製品は感染を効果的に防ぐだけではなく、すでに感染したコンピューターを復旧させることにかけては、どの競合他社をも上回る性能を誇ります。カスペルスキー製品をご利用いただいているみなさまには、業界最高の品質を選んだことを再び実感していただけるでしょう」

【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Lab は、ウイルス・スパイウェア・クライムウェア・不正侵入・フィッシング詐欺・スパムといった IT 上の脅威に対抗する世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供する、ヨーロッパ最大のアンチウイルスベンダーです。エンドポイント向けソリューションにおいては、全世界でもトップ4のシェアを持っています。個人／SOHO向けにとどまらず、中小企業向け、大企業向け、モバイル端末向けなど多様な分野の各種製品で、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。また、Kaspersky の技術は業界を代表する IT セキュリティ製品やソリューションに、広く世界中で採用されています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。また、アンチウイルス、アンチスパイウェア、アンチスパムなどIT セキュリティに関する最新情報を http://www.viruslistjp.com/ にて提供しています。