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Kaspersky Lab、Microsoftネットワークアクセス保護(NAP)のサポートを発表

2007年9月12日

セキュアコンテンツ管理ソリューションの分野をリードするKaspersky Labは、同社製品がMicrosoftのネットワークアクセス保護(NAP)技術に対応することを発表いたします。

セキュアコンテンツ管理ソリューションの分野をリードするKaspersky Labは、同社製品がMicrosoftのネットワークアクセス保護(NAP)技術に対応することを発表いたします。

Microsoftのネットワークアクセス保護(NAP:Network Access Protection)はWindows Vista、Windows XP、Windows Server 2008に組み込まれたポリシーベースの技術であり、コンピュータのセキュリティ要件を順守することによってネットワークセキュリティの強化を図るものです。ネットワーク管理者は自分の環境に合わせてセキュリティポリシーを作成し、ネットワークへのアクセスまたは通信を許可する前にコンピュータの健全性を確認することができます。また、ポリシー要件を満たすコンピュータが要件に合致した状態を保つように、コンピュータを自動更新することも可能です。さらにオプションとして、ポリシーを満たさないコンピュータがあった場合には、ポリシーに合致するまでネットワークアクセスを制限することもできます。

Kaspersky Labで製品部長代理を務めるAlexey Kalginは、次のように述べています。「現在あらゆる規模の企業が、企業ネットワークへの安全なアクセスを提供するシステムを求めています。企業ネットワークに対するアクセス権を持つ企業モバイルユーザは急速に増えており、IT脅威も進化を続けています。ネットワークアクセス保護の技術は、企業のITインフラを守るうえで重要な一要素となることでしょう。これが、この技術のサポートを弊社製品に取り入れることを決定づけた理由です」

 「Kaspersky LabがMicrosoftのネットワークアクセス保護をサポートする運びとなったのは、喜ばしいことです」とMicrosoftのSecurity and Access Product Marketingのグループプロダクトマネージャを務めるManlio Vecchiet氏は、このように語っています。「Kaspersky Administration KitがMicrosoftのネットワークアクセス保護に対応することは、さらに効果的なネットワーク保護に貢献するでしょうし、弊社の顧客にとっても有益なものとなると考えています」

ネットワークアクセス保護のサポートは、Kaspersky Administration Kitバージョン7.0から実装される予定です。Kaspersky Administration Kitバージョン7.0は、カスペルスキーのアプリケーションをベースにアンチウイルスシステムを統合する、強力で柔軟性に富んだ製品です。規模を問わず複雑なコンピュータネットワークを一元管理する機能を備え、リモートオフィスやモバイルユーザもサポートします。

Kaspersky Labでは現在のところ、ネットワークアクセス保護をサポートするにあたって2つの主要コンポーネントの開発に取り組んでいます。1つはKaspersky Lab System Health Agent(SHA)です。このコンポーネントは、クライアントコンピュータでのアンチウイルス状況について情報を集め、クライアントのネットワークアクセスを認めるかどうかを判断するネットワークポリシーサーバ(NPS)に送信します。

もう1つのコンポーネントであるKaspersky Lab System Health Validatorは、ネットワークポリシーサーバ(NPS)にインストールされます。このコンポーネントはSHAから情報を受け取り、カスペルスキーの管理サーバに送信します。

 

Kaspersky Lab

Kaspersky Labはウイルス、スパイウェア、クライムウェア、ハッカーによる攻撃、フィッシング詐欺、スパムといったITセキュリティ脅威に対して、世界で最も迅速な保護を提供しています。カスペルスキーの製品はホームユーザのお客様および法人のお客様に対して、業界最高の検出率と最短のアウトブレイク対応時間を実現しています。また、Kaspersky Labの技術は業界を代表するITセキュリティソリューション開発会社が提供する製品やサービスの内部コンポーネントとしても、世界中で採用されています。詳細については http://www.kaspersky.co.jphttp://www.kaspersky.com をご覧ください。また、アンチウイルス、アンチスパイウェア、アンチスパム、その他ITセキュリティに関する最新情報を http://www.viruslistjp.comhttp://viruslist.com にて提供しています。

Kaspersky Lab、Microsoftネットワークアクセス保護(NAP)のサポートを発表

セキュアコンテンツ管理ソリューションの分野をリードするKaspersky Labは、同社製品がMicrosoftのネットワークアクセス保護(NAP)技術に対応することを発表いたします。
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Kaspersky について

Kasperskyは1997年に設立された、グローバルなサイバーセキュリティおよびデジタルプライバシーの企業です。これまでに10億台以上のデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。深い脅威インテリジェンスとセキュリティの専門知識を生かし、革新性に富んだセキュリティソリューションやサービスを提供することで、世界中の企業、重要インフラ、政府機関、そして個人のお客様を守っています。当社の包括的なセキュリティポートフォリオには、業界をリードするエンドポイント保護製品、専門的なセキュリティ製品とサービス、そして高度なデジタル脅威に対抗するためのサイバーイミューン(Cyber Immune)ソリューションが含まれます。当社は22万社を超える法人のお客様の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。

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