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お使いのコンピューターがウイルスに感染していないか不安な方もかと思われます。コンピューターがウイルスに感染した場合の駆除方法を知っておくことは非常に重要です。

この記事では、コンピューターウイルスの動作の仕組みと駆除方法について知っておくべき知識を解説します。

この記事でご紹介する内容:

  • コンピューターウイルスの駆除方法
  • コンピューターウイルスとは
  • コンピューターのウイルス感染の確認方法
  • Eメールからコンピューターがウイルス感染する可能性
  • コンピューターをウイルスから保護する方法

コンピューターウイルスの駆除方法

ここでは、Windows PCやMacからコンピューターウイルスを除去する方法をご説明します。

Windows PCからコンピューターウイルスを除去

コンピューターウイルスのほとんどは目に見えるものではありませんので、セキュリティ対策製品を使用していないと、ウイルスの存在に気づかない可能性があります。お使いの端末にセキュリティ対策製品をインストールしておくことが重要なのはこのためです。

お使いのWindows PCがウイルスに感染している場合、ウイルスを除去するには以下にご紹介する簡単な10のステップの実行をお試しください。

ステップ1:ウイルススキャンのダウンロードおよびインストール

ウイルススキャナーまたは総合セキュリティ製品をダウンロードしましょう。カスペルスキー セキュリティがお勧めです。

インストール手順はサポートサイトをご覧ください。

ステップ2:インターネット接続を切断

一部のコンピューターウイルスはインターネット接続を利用して拡散するため、PCからウイルスを駆除する際は、被害の拡大を防ぐためにインターネットから切断することをお勧めします。

ステップ3:コンピューターをセーフモードで再起動

コンピューターを保護するために、ウイルスを駆除する際は「セーフモード」でコンピューターを再起動します。この操作に不安がある方は以下の手順をご覧ください。

  1. コンピューターの電源をオフにし、再度電源をオンにします。
  2. 画面が点灯したら、F8ボタンを押して「詳細起動オプション」メニューを起動します。
  3. セーフモードとネットワーク」をクリックします。
  4. インターネットは引き続き切断したままにします。

ステップ4:すべての一時ファイルを削除

次に、「ディスク クリーンアップ」を使用して、すべての一時ファイルを削除する必要があります。

この操作の手順は以下のとおりです。

  1. 「スタート」に進みます 。
  2. 「すべてのプログラム」を選択します。
  3. 「アクセサリ」をクリックします。
  4. 「システム ツール」を選択します。
  5. 「ディスク クリーンアップ」を選択します。
  6. 「削除ファイル」リストの「一時ファイル」を確認します。
  7. 「一時ファイル」を選択し、削除します。

一部のウイルスは、コンピューターが起動する際に実行するようプログラムされていますが、一時ファイルを削除することで、このようなウイルスを削除できる場合があります。ただし、これに頼るだけでは安心とは言えません。お使いのコンピューターからウイルスを確実に除去するには、以下のステップを実施することをお勧めします。

ステップ5:ウイルススキャンを実行

この段階で、セキュリティ製品を使用して、ウイルススキャンを実行します。カスペルスキー インターネット セキュリティをご利用の場合、「スキャン」を実行します。

ステップ6:ウイルスを削除または隔離

ウイルスが見つかった場合、複数のファイルが感染している可能性があります。ファイルを削除してウイルスを駆除するには、「削除」または「隔離」を選択します。コンピューターを再スキャンして他に脅威がないことを確認します。脅威が見つかった場合、ファイルを隔離または削除します。

ステップ7:コンピューターを再起動

ウイルスは駆除されており、コンピューターの再起動が可能です。通常通り、コンピューターを起動します。以降は「セーフモード」は不要です。

ステップ8:すべてのパスワードを変更

コンピューターが今後も攻撃を受けないよう保護するため、パスワードが漏えいした場合を考慮して、すべてのパスワードを変更します。この作業は、マルウェアによってパスワードが盗難されたと考えられる理由がある場合のみ必要ですが、用心しておく事に越したことはありません。

ウイルスが活動していないか不安な場合、いつでもセキュリティ製品のメーカーのWebサイト、またはテクニカルサポートチームに確認できます。

ステップ9:ソフトウェア、ブラウザ、OSを更新

ソフトウェアやブラウザ、OSなどの古いコード内にある欠陥がサイバー犯罪者に悪用され、マルウェアをインストールされないように、これらを最新のバージョンに更新します。

Macからコンピューターウイルスを除去

Macを使用している場合、コンピューターはウイルスに感染しない印象をお持ちかもしれませんが、残念ながらこれは誤った認識です。Windows PCを標的とする多くのウイルスと比較して、Macを標的とするウイルスは少ないものの、確かに存在しています。

Macのウイルスの一部は、ユーザーを騙してセキュリティ対策製品を装っているものがあります。運悪くこれらの製品をダウンロードしてしまった場合、Macであったとしても感染する可能性があります。このタイプのMacウイルスには、「MacDefender」と「MacProtector」、「MacSecurity」の3つの例があります。

お使いのMacがウイルスに感染していると思われる場合、以下の6つのステップに従って、ウイルスを除去してください。

  1. 感染していると思われるアプリケーションまたはソフトウェアを終了します。
  2. 「アクティビティモニタ」に進み、既知のMacウイルスである「MacDefender」、「MacProtector」、または「MacSecurity」を検索します。
  3. これらのウイルスのいずれかが見つかった場合、「プロセスを終了」をクリックした後、「アクティビティモニタ」を終了します。
  4. 次に、「アプリケーション」フォルダに移動して、該当のファイルを「ゴミ箱」にドラッグアンドドロップします。
  5. その後、必ず「ゴミ箱」を空にして、ウイルスを完全に削除します。
  6. ソフトウェアとアプリが最新の状態であり、最新のセキュリティパッチが適用されていることを確認します。

セキュリティ対策製品をまだ使用していない場合は、製品をインストールしてお使いのMacを確実に保護することを検討しましょう。総合セキュリティ製品であるカスペルスキー セキュリティなどがお勧めです。

コンピューターウイルスとは

コンピューターウイルスとは自己複製能力を持つマルウェア(不正ソフトウェア)の一種で、コンピューターに接続されているすべてのドライブ上で自自己複製、増殖をおこないます。

コンピューターウイルスと呼ばれる理由は、自己複製能力が実際のウイルスに似ているからです。コンピューターがウイルスに感染すると、この能力によって拡散し、コンピューターの処理速度が遅くなったり、正しく動作しなくなったりします。

コンピューターがウイルスに感染する経路は主に3つあります。

コンピューターがウイルスに感染する1つ目の経路は、USBメモリなどのリムーバブルメディアからです。出所が不明なUSBメモリやディスクをコンピューターに挿入すると、中にウイルスが含まれている場合があります。

場合によっては、サイバー犯罪者がコンピューターウイルスを拡散させる目的で、職場やカフェなどの公共の場所にUSBメモリやディスクを置いておくこともあります。また、USBを複数人で共有すると、感染したコンピューターのファイルが未感染のコンピューターに侵入してしまう可能性もあります。

コンピューターがウイルスに感染する2つ目の経路は、インターネットからのダウンロードです。

ソフトウェアやアプリをコンピューターにダウンロードする場合、必ず信頼できるサイトからのみダウンロードしましょう。たとえば、Google PlayやAppleのApp Storeなどです。ポップアップ画面やよく知らないWebサイトからは絶対にダウンロードしないでください。

コンピューターがウイルスに感染する3つ目の経路は、スパムメールの添付ファイルを開いたり、リンクをクリックしたりすることです。

知らない送信元や信頼できない送信元からのメールは、開かないようにしましょう。メールを開いてしまった場合でも、添付ファイルを開いたり、リンクをクリックしないでください。

コンピューターのウイルス感染の確認方法

コンピューターがウイルスに感染した可能性を示す、注意すべき兆候がいくつかあります。

1つ目は、「コンピューターの動作が遅くなっていないか」、という点です。すべての動作で通常より時間が長くかかる場合、ウイルスに感染している可能性があります。

2つ目は、「知らないアプリやプログラムがないか」、です。ダウンロードした覚えのないプログラムやアプリをコンピューター内に見つけた場合は警戒するようにしましょう。

身に覚えのないソフトウェアをアンインストールした後、セキュリティ製品やインターネットセキュリティソフトウェアを使用してウイルススキャンを実行し、脅威がないか確認することをお勧めします。ブラウザを閉じる際に表示されるポップアップは、目で見てわかるウイルスの兆候です。この現象が生じた場合、上記に記載したステップにしたがって、直ちにウイルスの除去に取り掛かるようにしてください。

コンピューター上のアプリやプログラムの動作が急におかしくなった場合も、ウイルス感染の疑いがあります。とくに明確な理由もなくコンピューターが強制終了した場合も同様です。

最後に、ウイルスに感染すると、コンピューターが高温になります。このような状況が発生した場合、セキュリティ製品かインターネットセキュリティソフトウェアを利用してウイルスに感染していないか調査しましょう。

Eメールを介したコンピューターのウイルス感染の可能性

Eメールを介してコンピューターがウイルスに感染することがありますが、実際に感染するのはスパムメール内の添付ファイルを開いたり、中に含まれるリンクをクリックした場合のみです。

スパムメールを受信しただけでは、コンピューターはウイルスに感染することはありません。これらのメールをスパムとして指定するか、ゴミ箱に捨てて確実に削除しましょう。Eメールプロバイダ(Gmailなど)の多くは、この操作を自動的に行いますが、そこから漏れたメールがある場合、手動でスパムに指定し、メールは開かないようにしましょう。

コンピューターをウイルスから保護する方法

お使いのコンピューターをウイルスから守るための主な方法をいくつかご紹介します。

  • カスペルスキー セキュリティなどのセキュリティ対策製品または総合セキュリティ製品を使用します。Android端末の場合、カスペルスキー インターネット セキュリティ for Androidをご検討ください。
  • アプリやソフトウェアのユーザーレビューを読んで使用を検討するセキュリティ対策製品を調査します。
  • アプリやソフトウェアの開発元の説明欄を読んでから、ダウンロードします。
  • アプリやソフトウェアは、信頼できるWebサイトからのみダウンロードします。
  • アプリやソフトウェアのダウンロード数を確認します。数が多いほど安心と言えます。
  • アプリやソフトウェアが求める権限の内容を確認します。これらはそのアプリやソフトウェアを使用するにあたって理にかなっているか確認しましょう。
  • スパムメールやスパムメッセージ、またはよく知らないWebサイトの未確認のリンクは絶対にクリックしないでください。
  • スパムメールの添付ファイルを開かないようにしてください。
  • ソフトウェア、アプリ、OSを常に最新状態に更新します。
  • 公共のWi-Fiを利用する場合、カスペルスキー セキュアコネクションなどの安全なVPN接続を使用してください。
  • 知らないUSBメモリやディスクをコンピューターに絶対に差し込まないでください。

自ら感染のリスクを負う必要はありません。カスペルスキー セキュリティを使用してお使いのコンピューターを保護してください。

コンピューターウイルスの動作の仕組み

コンピューターがウイルスに侵され困った経験は無いでしょうか?コンピューターがウイルスに感染していないかを調べる方法、ウイルスを駆除する方法、そして、メールを介してでもコンピューターウイルスに感染する可能性があるかどうかについて解説します。
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