株式会社カスペルスキーは、10月31日(月)より、Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows および Kaspersky Security Centerの発売を開始します。
~エンドポイントを守る「Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows」と
管理ツール「Kaspersky Security Center」により、企業の保護とIT生産性の向上を実現~
情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO 加賀山進、以下、カスペルスキー)は、10月31日(月)より、Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows および Kaspersky Security Centerの発売を開始します。あわせて、製品をご紹介する専用サイトもオープンいたしました。
Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows は、カスペルスキーの法人向けソリューションの要として、マルウェアやネットワーク攻撃など、各種の脅威からWindowsワークステーションならびにWindowsサーバーを保護するための製品です。そしてこれを管理するのが、Kaspersky Administration Kitの後継製品であるKaspersky Security Center です。Kaspersky Security Centerは、オフィス端末の一元管理を可能とする多彩な機能を備えており、物理環境だけでなく、仮想環境にも対応します。また、企業の成長に合わせた規模の拡張も可能です。
企業環境に見られる脅威
Kaspersky Labの調査*1では、調査対象の91%に上る企業が、過去12か月間にITセキュリティ侵害を少なくとも1回経験しており、ほぼ3分の1の回答者が、マルウェアの感染により重要な業務データを損失したことを認めました。また、企業がさらされるセキュリティ脅威の典型であるマルウェア攻撃を防ぐためにアンチマルウェア製品を導入している企業は全体の70%に留まり、3 % の企業は何の保護対策も行っていないことも分かりました。
企業はソフトウェアの脆弱性、ネットワーク攻撃(標的型攻撃やDDoS攻撃等)、フィッシング、スパムといった脅威にさらされています。そして、成長途上にある市場の大企業ほど、サイバー攻撃のターゲットになっています。
多くの企業では、マルウェアからの防御に加え、脆弱性チェックツールやソフトウェア更新ツール、クライアントファイアウォールを積極的に活用しています。しかし、企業インフラの保護を確実なものとするためには、すべてのエンドポイントデバイスを網羅するセキュリティポリシーの実施も必要です。使用されるプログラムやネットワークアクティビティ、外部デバイスを統制することで、機密データへ不正アクセスされるリスクを低減し、これによって金銭的損失も防ぐことができます。
*1 Kaspersky Labとビジネス調査を専門にする調査会社、B2B Internationalが共同で行った「グローバルITセキュリティリスク(Global IT Security Risks)」に関する調査。2011年5 月 16 日から 27 日まで実施され、11 か国から 1,300 人以上の IT プロフェッショナルが参加。調査結果の詳細とアドバイスについて:
(英語のみ)。
製品の主な新機能
■エンドポイントコントロール
アプリケーションコントロールに加え、デバイスコントロールおよび ウェブフィルタリングのツールが備わりました。また、攻撃の入り口を狭めるため、企業セキュリティポリシーの実施も行います。
■脆弱性モニター
オンデマンドおよびリアルタイムで脆弱性スキャン機能の実行と、インストール済みアプリケーションの危険な脆弱性や潜在するリスクについてのレポートの作成を行います。これにより、検知された脆弱性に基づいて端末の危険度をカテゴライズができ、システムの弱点や、未適用のパッチ、アプリケーション/OSの更新状況が簡単に把握できます。
■クラウド(Kaspersky Security Network)との統合
世界中のカスペルスキー製品ユーザーから、潜在的に危険なふるまいやマルウェア攻撃に関する最新情報を、クラウドベースのKaspersky Security Network(KSN)*2経由で収集しています。この情報を活用して、危険性が疑われる脅威に対して、従来よりも格段に素早く対応できるようになりました。さらに、KSNを活用することで、ユーザーの実経験に基づいたデータを利用できるため、誤検知の低減と業務の生産性向上にも効果を発揮します。
*2 参加はお客様の合意に基づきます。
また、Kaspersky Endpoint Security 8 for Windowsは、ドイツの著名な独立系調査機関AV-Test.orgが実施するテスト*3にて、その性能の高さが証明されました。テストでは、さまざまなベンダーの企業向けセキュリティ製品7製品が評価され、Kaspersky Endpoint Security 8 for Windowsは最高ポイントを獲得しました。さらに、よく見られるマルウェアのサンプルの100%を検知し、ゼロデイ攻撃をすべて阻止し、感染マシンで活動中のマルウェアの検知と削除においても最高の結果を残しました。
*3 http://www.av-test.org/no_cache/en/tests/test-reports/test-reports/?tx_avtestreports_pi1%5Breport_no%5D=113234
【製品概要】
Kaspersky Endpoint Security 8 for Windows
■発売日:2011年10月31日(月)
■動作環境
対応OS | ■32-bitワークステーション
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ハードウェア要件 | ■Windows 7/ Vista/ 2003/ 2008/ 2008R2
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Security Center の詳細については、下記をご覧ください。
http://www.kaspersky.co.jp/security-center
【Kaspersky Lab について】http://www.kaspersky.co.jp/
Kaspersky Lab は、ウイルス・スパイウェア・クライムウェア・不正侵入・フィッシング詐欺・スパムといった IT 上の脅威に対抗する世界で最も迅速かつ高品質な保護を提供する、ヨーロッパ最大のアンチウイルスベンダーです。エンドポイント向けソリューションにおいては、全世界でもトップ4のシェアを持っています。個人/SOHO向けにとどまらず、中小企業向け、大企業向け、モバイル端末向けなど多様な分野の各種製品で、業界最高の検知率と最短の対応時間を実現しています。また、Kaspersky の技術は業界を代表する IT セキュリティ製品やソリューションに、広く世界中で採用されています。詳細については http://www.kaspersky.co.jp/ をご覧ください。また、アンチウイルス、アンチスパイウェア、アンチスパムなどIT セキュリティに関する最新情報を http://www.viruslistjp.com/ にて提供しています。