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マルウェア、フィッシング詐欺、ネットいじめ、SNSへの不適切な投稿、悪意をもって子どもに近づく大人など、インターネットにはどもを脅かすさまざまなトラブルの種潜んでいます。しかし、保護者が子どもの学びをサポートすることで、子ども自身で危険を見きわめ、インターネットを安全に利用する方法を身に着けていくことができます。この記事では、インターネットの安全な利用方法について、子どもと話し合う上での6つのヒントをまとめています。

1. 基本ルールを決める

コンピューターやモバイル端末を子どもに使わせる前に、インターネット上での適切な行動について、子どもの年齢に合わせて話し合う必要があります。まずは、インターネット利用時間の上限を決めましょう。次に、名前や住所などの個人情報を他人に教えたり、オンラインで出会った人と実際に会う場合には、事前に親に相談するように伝えます。さらに、子どもがコンテンツを見て動揺した場合や怖い思いをした場合も、すぐに親に話してもらうように約束します。

また、オンライン上で自分がされて嫌なことはしないなど、相手の気持ちに配慮してコミュニケーションをとる必要があることを強調してください。子どもの年齢にふさわしいインターネットの利用方法を話し合う上で参考になる情報として、カスペルスキーのCRS活動では情報セキュリティへの理解と関心を深めていただくための「セキュリティとモラルのガイドブック」の無料配布やスマホを安全に利用するスキルをチェックできる「ジュニアスマホ検定」を提供しています。

2. 子どものインターネット利用を保護者が見守る理由と具体的な方法を説明する

子どもが大きくなり、SNSを使い始めるようになったら、子どもたちの投稿に親が目を通すことやその理由を率直に伝えましょう。オンラインでの投稿がもたらす長期的な影響や、投稿したものがインターネット上に永久に残る事実は、中高生の子どもでも十分には理解できないかもしれません。親が子どもを見守るのは、こうした面で子どもの行動をサポートするためで、子どもに嫌がらせをしているわけではないことを知ってもらう必要があります。

「自分は信用されていない」と子どもに感じさせることなく、子どもの安全を守るには、バランス感覚が必要です。ある程度の線引きをし、どのような状況になれば親がその境界線を越えてサポートする必要が出てくるかを話し合いましょう。モニタリングの方針をめぐり親子が対立した場合は、柔軟にやり方を見直し、新しい方法を取り入れてみてください。親の一番の関心事は子どもの安全であることをあらためて伝えるとともに、子どもが大きくなるにつれて、少しずつ自由の範囲を広げていくこともよい方法です。

保護者による管理機能(ペアレンタルコントロール機能)を備えたソフトウェアを利用すると、簡単に子どものデジタルライフを見守り、管理の目を行き届かせることができます。

3. 日頃から親子の会話の時間を作る

子育てにおいて、なにごともオープンに話し合える関係を築くことは非常に重要です。インターネット上での子どもの安全対策には特にこれが当てはまります。ネットいじめには現実のいじめと似ている部分も多く、子どもたちはトラブルになることを怖れたり、インターネット利用を禁止されることを嫌がったりして、いじめを打ち明けない傾向があります。親は子どものすべてを気にかけているということをしっかりと伝え、問題を抱えているときには、親がいつでも相談に乗ってくれるという安心感を子どもに与えることが大切です。日常会話の中で子どもの話に積極的に耳を傾け、何が起きても親は子どもに寄り添うということを示してください。

4. 自分の身を自分で守る方法を教える

Webサイトの閲覧中に利用可能なプライバシー保護機能や危険サイトやフィッシングサイトへのアクセスブロック機能の使い方を子どもに教え、事前にできる対策があることを説明しましょう。また、中高生の中には、親よりもオンラインの世界に詳しい子どももいます。この場合、教える側と教わる側の立場を入れ替え、よくアクセスするサイトの安全機能について子どもから説明してもらうのもよいかもしれません。

5. 子どもにも意思決定に参加してもらう

他のしつけと同じように、インターネットの安全な利用方法について話し合う時は、親からの一方的な押し付けではなく、参加型学習を目指すべきです。オンラインで閲覧しているコンテンツについてどう思うか、危険をはらんでいる可能性があるかどうか、子ども自身の意見を聞いてみましょう。保護者の意見に子どもが納得していない場合は、その理由を尋ねて、対話を続けましょう。たとえ最終的に決まったルールが気に入らなくても、決定に自分も関わったという実感がある方が、子どもはより前向きにそのルールを守ろうとします。

6. インターネットのポジティブな面も伝える

インターネットは何が何でも避けるべき恐ろしいものという印象を与えないようにすることが重要です。学校の宿題をしたり、関心のある分野の知識を広げたりする上でインターネットが役立つことを説明し、オンラインで責任ある振る舞いができるように子どもをサポートしましょう。子どもは親の行動を手本にして育ち、その影響は目に見える範囲だけにとどまりません。親が責任を持ってインターネットを利用する姿は、インターネット利用のルールや制限を定めること以上に、子どもたちにとって大きな意味を持ちます。

現代の子どもたちは、コンピューターやネットワーク中心の世界で育っているため、インターネットやデジタルコンテンツに触れさせないようにすることは不可能です。しかし、インターネットの安全な使い方を教えることで、子どもの身を守ってリスクを回避することはできます。まず必要なのは適切なルール作りです。その時にはぜひ、こちらでご紹介したアドバイスをお役立てください。

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